著者紹介
遠見才希子(著者):遠見才希子(えんみさきこ):産婦人科医。1984年神奈川県生まれ。2005年、聖マリアンナ医科大学大学入学後より、中高生向けの性教育活動を始め、日本各地で多数の講演を行う。アフターピルの薬局販売を推進する活動にも中心的に関わる。著書に『ひとりじゃない~自分の心とからだを大切にするって?』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)『だいじ だいじ どーこだ』(大泉書店)。
佐々木一澄(イラスト):佐々木一澄(ささきかずと):イラストレーター。1982年東京生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。雑誌、書籍、絵本を手掛ける。絵本作品に『おいで おいで』(福音館書店)、『からだあいうえお』(文:中川ひろたか 原案:吉澤穣治 保育社)、『でんしゃからみつけた』『くるまからみつけた』(作:宮本えつよし PIE INTERNATIONAL)など。
内容
ふたごのうみとりくは、そっくりだけど、ぜんぜんちがう。
りくはおかあさんになでられるのが好きだけど、うみはなでられるのが苦手。
そんな2人といっしょに、みんながそれぞれのからだを大切にするためには、どうしたらよいのか考える絵本です。
●自分の体にだれがどんなふうに触れるかは、自分で決められること。
●相手の体に触れるときは、同意が必要なこと。
●触るのも見るのも自分だけの、とくべつ大事な場所、プライベートパーツとは?
●プライベートパーツを触られそうになったら? 触られてしまったら?
大事なことだけれど、なかなか話しあうのが難しいからだの話を、かわいらしい双子といっしょに、
やさしいシンプルなことばで考えます。
性犯罪から身を守ることはもちろん、相手の体を尊重する態度を身につけます。
「生命の安全教育」の教材にも最適です。