丸善のおすすめ度
古代ローマ軍の土木技術~街道・水道・運河などの建設事業をイラストで再現~
ジェラール・クーロン,
ジャン=クロード・ゴルヴァン
著
大清水 裕
翻訳
発行年月 |
2022年02月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
159p |
---|
大きさ |
24cm |
---|
|
ジャンル |
和書/理工学/土木工学/土木一般・その他 |
---|
|
|
ISBN |
9784837309192 |
---|
|
商品コード |
1034280513 |
---|
NDC分類 |
510.923 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2022年04月1週 |
---|
書評掲載誌 |
朝日新聞 2022/04/16 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034280513 |
---|
著者紹介
ジェラール・クーロン(著者):ジェラール・クーロン Gérard Coulon
文化遺産主任学芸員。元アルゲントマグス博物館館長、前トゥーレーヌ州立文化財・博物館課課長。エランス社で出版された著書に、『 L'Enfant en Gaule romaine(ローマ期ガリアの子ども)』、『Les Gallo-Romains(ローマ期ガリアの人々)』、『Argentomagus(アルゲントマグス)』などがある(いずれも未邦訳)。
ジャン=クロード・ゴルヴァンとの共著で邦訳されたものに、『絵で旅するローマ帝国時代のガリア──古代の建築・文化・暮らし』(瀧本みわ/長谷川敬訳、マール社、2019年)がある。
ジャン=クロード・ゴルヴァン(著者):ジャン=クロード・ゴルヴァン Jean-Claude Golvin
フランス政府認定(DPLG)建築家。フランス国立科学研究センター(CNRS)研究主任。古代遺跡の復元図制作の世界的第一人者。著書に『鳥瞰図で見る古代都市の世界──歴史・建築・文化』(原書房)、『Voyage en Égypte ancienne(古代エジプトへの旅)』、『Voyage chez les empereurs romains(ローマ皇帝の宮殿への旅)』(いずれも未邦訳)などがある。
大清水 裕(翻訳):1979年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(文学)。現在、滋賀大学教育学部教授、兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)兼職。著書に『ディオクレティアヌス時代のローマ帝国』(単著、山川出版社、2012年)など、訳書にB・レミィ『ディオクレティアヌスと四帝統治』(単訳、白水社、2010年)、B・ランソン『コンスタンティヌス──その生涯と治世』(単訳、白水社、2012年)、B・ランソン『古代末期──ローマ世界の変容』(瀧本みわとの共訳、白水社、2013年)がある。
内容
戦争のない平和な時、古代ローマの兵士たちは何をしていたのでしょう?
司令官は兵士が無為に時間を潰すことを恐れました。
そして兵士たちから“暇な時間を奪い取るために”、土木事業に動員しました。
兵士たちはトンネルを掘り、街道をつなげ、橋を作り、そして水道を引いたのです。
そのおかげでローマ帝国は類を見ない大都市へと発展していきました。
古代ローマの兵士たちがどのような立場や環境のもとで、
どのような工法により土木工事を行っていたのか、
詳細なイラストによって、まるで当時の工事現場にタイムスリップしたかのように体感することができます。