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日米交流史の中の福田なをみ~「外国研究」とライブラリアン~
小出いずみ
著
発行年月 |
2022年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
13p,344p,162p,13p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/総記/総記/図書館情報学 |
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ISBN |
9784585300045 |
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商品コード |
1034297407 |
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NDC分類 |
010.21 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年04月2週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2022/05/28 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034297407 |
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著者紹介
小出いずみ(著者):小出いずみ(こいで・いずみ)
1950年生まれ、元 公益財団法人渋沢栄一記念財団主幹(情報資源)。専門は図書館学・文化資源学。
主な論文に“Catalyst for the Professionalization of Librarianship in Postwar Japan: Naomi Fukuda and the United States Field Seminar of 1959” Asian Cultural Studies, Vol.39, March 2013.「福田直美とアメリカ図書館研究調査団」(今まど子・髙山正也編『現代日本の図書館構想:戦後改革とその展開』勉誠出版、2013年)、「『渋沢栄一伝記資料』を紙から解き放つ」(平井雄一郎・高田知和編『記憶と記録の中の渋沢栄一』法政大学出版局、2014年)などがある。
内容
第二次大戦前、戦中・戦後の時代を通して活動した、日本研究ライブラリアンの草分け、福田なをみ(1907-2007)。
アメリカと日本の両国の多様なライブラリーにおいて仕事をしたという希有な経歴をもつ彼女の足跡は、自身が記録や資料を手元に残さない人であったことにより、これまで詳細に知られることがなかった。
日米両国での福田の仕事の全貌をつかみ、日米にまたがって所在する資料を博捜、日本の図書館界とアメリカの学界・図書館界との接点をつとめていながら、これまであまり知られていない福田なをみの足跡と役割を明らかにし、さらには、日米交流史の文脈から、ライブラリーという場を磁場とし、異なる文化圏に関する知識を追究する「外国研究」が初発期においてどのように進められ、展開したかを明らかにする。
【本書の特色】
戦前・戦中・戦後の図書館史にかかわる人名辞典ともなる詳細な人物注を収載。図書館必備のレファレンスの一冊としても有用。