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幻のシロン・チーズを探せ~熟成でダニが活躍するチーズ工房~
島野智之
著
佐々木宏
イラスト
発行年月 |
2022年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
207p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/農学/畜産 |
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ISBN |
9784896942958 |
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商品コード |
1034304528 |
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NDC分類 |
648.18 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2022年04月1週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2022/04/23 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034304528 |
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著者紹介
島野智之(著者):1968年生まれ。横浜国立大学大学院工学研究科修了。博士(学術)。農林水産省東北農業研究所主任研究員、OECDフェローシップ(ニューヨーク州立大学)、宮城教育大学准教授、フランス国立科学研究所(招聘教授制度)。現在、法政大学 国際文化学部/自然科学センター 教授。専門は動物分類学、ダニ学、昆虫を含む節足動物学。タイ、マレーシア、ブータン等で研究中。2017年日本土壌動物学会賞受賞、2018年日本原生生物学会賞受賞。
モットーは、「命はすべてつながっている、つまらない生き物だから絶滅してよいはずはない」。
主な著書:
『ダニ・マニア《増補改訂版》』(八坂書房)
『ダニが刺したら穴2つは本当か?』(風濤社)
ほか。
内容
ヨーロッパには、チーズにつくダニ(フランス語で「シロン」と呼ぶ)を使って熟成する「シロン・チーズ」を伝統的に作っている工房がいくつかある。
ドイツの寒村に伝わるミルベンケーゼ、フランスのミモレットとアーティズー。訪ねあてた工房にはいずれも、作り手のチーズとダニへの愛情が溢れていた…。
自然に育まれ、悠久の時を経て現代に受け継がれてきたシロン・チーズとは、いったいどんなものなのか?
そして、本当にダニがチーズを美味しくしているのか?
チーズとダニを愛する生物学者が、現地を訪れ、その謎に迫る、ひと味違うチーズの本!!
「驚くほど奥深い熟成チーズの世界。
生物学者の目を通してその一端に触れることができる本として、ご一読をおすすめします!」
ーー坂上あき(チーズプロフェッショナル協会 副会長)
「熟成チーズにシロンあり。
シロンがチーズを旨くする。
その謎に迫る興味深いおすすめの一冊です。」
ーー森 節子(チーズ専門店 アルパージュ 代表)