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積み重なる差別と貧困~在日朝鮮人と生活保護~(サピエンティア 64)

金耿昊  著

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価格 \4,180(税込)         

発行年月 2022年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 7p,369p,12p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/国際関係論
ISBN 9784588603648
商品コード 1034361223
NDC分類 316.81
基本件名 朝鮮人(日本在留)
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年05月1週
書評掲載誌 朝日新聞 2022/05/21
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034361223

著者紹介

金耿昊(著者):(김 경호)
1984年,神奈川県生まれ。韓国籍の在日朝鮮人三世。東京学芸大学教育学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。学習院大学国際教育研究機構PD共同研究員を経て,現在は横浜市史資料室調査研究員,東京学芸大学非常勤講師。専門は,在日朝鮮人史,日本近現代史。主な業績は,『在日朝鮮人資料叢書8 在日朝鮮人生活保護資料』全2巻(緑蔭書房,2013年),「解放後の在日朝鮮人運動における生活保護適用要求の台頭」『在日朝鮮人史研究』第40号,2010年,「戦後日本社会における生活保護制度の形成と在日朝鮮人」『人民の歴史学』第198号,2013年,「戦後日本における在日朝鮮人生活保護「問題」の現在と過去」(君島和彦編『近代の日本と朝鮮』東京堂出版,2014年),「1950年代前半における在日朝鮮人生活保護受給者の急増とその背景」『在日朝鮮人史研究』第45号,2015年,「戦後日本における在日朝鮮人の生活困窮問題と「地域」」『歴史評論』794号,2016年など。

内容

在日朝鮮人と生活保護の問題は、戦後日本における排外主義の標的となってきた。はたしてそれは「不適正」な「特権」なのだろうか。さまざまな歴史資料から在日朝鮮人の苦難に満ちた暮らしを描きだし、生活保護制度からも排除されていった事実を明らかにする。南北分断、朝鮮戦争、北朝鮮への帰国、高齢者の無年金問題などを経て、現在まで続く民族差別と貧困の道のりをたどる。

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