都市残酷
ワリス・ノカン
著
下村 作次郎
翻訳
発行年月 |
2022年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
298p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/中国文学 |
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ISBN |
9784803803938 |
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商品コード |
1034384223 |
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NDC分類 |
923.7 |
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書評掲載誌 |
東京・中日新聞 2022/07/10、毎日新聞 2022/07/23 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034384223 |
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著者紹介
ワリス・ノカン(著者):ワリス・ノカン(瓦歴斯・諾幹、Walis Nokan)
1961年、台湾台中県和平郷ミフ部落(現、自由村雙崎社区)生まれ。タイヤル族で、パイ・ペイノフ群に属する。最初、柳翱のペンネームで散文集『永遠の部落』を出す。1990年代になって、雑誌『猟人文化』の発行や「台湾原住民人文研究センター」の活動に従事する。
著作は詩集、散文集、小説集、評論集などさまざまなジャンルにおよび、 文学賞の受賞も多数ある。
下村 作次郎(翻訳):下村作次郎(しもむら さくじろう)
1949年、和歌山県新宮市生まれ。天理大学名誉教授。2020年2月から7月まで、国立清華大学台湾文学研究所客員教授。著書に『文学で読む台湾』、『台湾文学の発掘と探究』、監訳『悲情の山地』(以上、田畑書店)。翻訳・編集『台湾原住民文学選』全九巻(2012年、第一等原住民族専業奨受賞)、孫大川著『台湾エスニックマイノリティ文学論』、シャマン・ラポガン著『空の目』、『大海に生きる夢』(2018年、第5回鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞)(以上、草風館)、陳芳明著・共訳『台湾新文学史』上・下、陳耀昌著『フォルモサに咲く花』(以上、東方書店)など。2021年11月、台湾文学貢献奨受賞。
内容
山で生きてきた。国家など不要だった。都市の残酷に呑みこまれても、猟人の魂は生き延びる。記憶はいつも創造と壊滅の間でつなわたり。だから物語は書かれなくてはならない。
ワリス・ノカンの文章が、全球化社会に対する抵抗の線を引く。―― 管啓次郎
台湾原住民文学の旗手が描く、都市化された台湾の悲しみ。原住民の誇らしい魂が、都市化の波に呑まれ悲鳴を上げる台湾の現実。真の台湾を知るには避けて通ることのできない作品集。