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防災工学 改訂
鈴木猛康,
上石勲,
橋本隆雄,
山本吉道
著
発行年月 |
2022年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
14p,323p |
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大きさ |
26cm |
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ジャンル |
和書/理工学/環境科学・工学/環境科学・工学 |
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ISBN |
9784844609179 |
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商品コード |
1034390069 |
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NDC分類 |
519.9 |
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本の性格 |
テキスト |
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新刊案内掲載月 |
2022年04月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034390069 |
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著者紹介
鈴木猛康(著者):山梨大学工学部土木環境工学科 教授
上石勲(著者):防災科学技術研究所雪氷防災研究センター センター長
橋本隆雄(著者):国士舘大学理工学部理工学科 教授
山本吉道(著者):東海大学工学部土木工学科 教授
内容
地球の温暖化に伴って異常気象が発生し、世界的に自然災害が多発するようになっている。わが国でも、豪雨の頻発化、災害の激甚化が顕著となり、年間100名を超える犠牲者が発生している。これまでの観測記録に基づいた防災・減災対策が適用できなくなっている現状を鑑みて、犠牲者を減らすために、住民の早期避難を促す工夫が行われてきた。例えば、洪水ハザードマップは想定最大規模の降雨を対象とし、キキクルをはじめとする自主避難を促す防災情報が創出され、インターネットを介して個人が防災気象情報を入手できる環境が整ってきた。これに伴って避難情報の変更が行われ、被災者に対してはより細やかな個人補償・支援が行われるように、災害対策基本法が改正されている。
本著は、防災に関わるハード対策とソフト施策(法制度)をバランスよくまとめた唯一の教科書であると自負している。2021年に避難情報が変更され、1961年以来使われていた避難勧告が廃止されたのを機に、初版出版時から変更されたソフト施策(法制度)を中心に、最新の内容に更新し、本著の改訂を行うこととした。本著が、大学の防災の授業のみならず、技術者、行政職員や一般市民の防災教育・啓発に広く活用され、実用に供することを切に希望する。