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書評掲載

人でなしの櫻

遠田 潤子  著

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価格 \1,760(税込)         

発行年月 2022年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 293p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784065269817
商品コード 1034400109
NDC分類 913.6
書評掲載誌 東京・中日新聞 2022/05/01
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034400109

著者紹介

遠田 潤子(著者):遠田潤子(とおだ・じゅんこ)
1966年大阪府生まれ。2009年『月桃夜』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。12年、『アンチェルの蝶』で大藪春彦賞候補、16年『雪の鉄樹』で本の雑誌増刊『おすすめ文庫王国2017』第1位、17年に『冬雷』で「本の雑誌 2017年上半期エンターテインメント・ベスト10」第2位、第1回未来屋小説大賞受賞。同17年『オブリヴィオン』で「本の雑誌 2017年度ノンジャンルのベスト10」第1位。2018年、『冬雷』で日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門候補、’20年『銀花の蔵』が直木賞の候補作に。人間の抱える理不尽に迫る、濃密な世界を描く。

内容

圧巻。ついに。

ラストの情景はぴたりと見事に着地が決まって、これしかないという美しさだ。ひとは、こういうカタルシスを覚えたくて、物語を読むのだろう。 村山由佳

父が壊した女。それでも俺はあの女が描きたい。


『銀花の蔵』『雪の鉄樹』『オブリヴィオン』の著者が放つ、
人間の業の極限に挑んだ、衝撃の問題作

しがない日本画家の竹井清秀は、妻子を同時に喪ってから生きた人間を描けず、「死体画家」と揶揄されていた。ある晩、急な電話に駆けつけると、長らく絶縁したままの天才料理人の父、康則の遺体があり、全裸で震える少女、蓮子がいた。十一年にわたり父が密かに匿っていたのだ。激しい嫌悪を覚える一方で、どうしようもなく蓮子に惹かれていく。


熱い感動の声、続々!

●遠田作品の中でいちばんすごかった。激しくて魂を抜かれた(うさぎや矢板店 山田恵理子さん)●こんなにも震えた作品はない(くまざわ書店南千住店 鈴木康之さん)●結末に怯えながら一気に読んでしまった」(あおい書店富士店 望月美保子さん)●遠田潤子さんの真骨頂がここに(あおい書店富士店 鈴木裕里さん)●吸い込まれるような絵が見えるよう(未来屋書店大日 石坂華月さん)●深い愛の世界にためいきがでた(ジュンク堂書店滋賀草津店 山中真理さん)●一瞬も目が離せなかった(紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子さん)●どうしようもなく惹かれてしまった(本の森セルバBRANCH岡山店 横田かおりさん)●圧倒的な文章力で愛と憎悪を平等に描いた一冊(喜久屋書店櫃原店 井上七海さん)●ものすごい熱い物語(コメリ書房鈴鹿店 森田洋子さん)●つらい。母として女性としてつらすぎる(宮脇書店ゆめモール下関店 吉井めぐみさん)●麻薬のような一冊(TUSTAYA西宝店 今村友美さん)●人の心の不思議を思う(正文館書店長久手フレンドタウン店 各務雅美さん)




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