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不条理を乗り越える~希望の哲学~(平凡社新書 1002)
小川 仁志
著
発行年月 |
2022年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
222p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/概論・参考図書 |
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ISBN |
9784582860023 |
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商品コード |
1034401774 |
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NDC分類 |
104 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2022年05月4週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2022/06/19 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034401774 |
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著者紹介
小川 仁志(著者):小川 仁志:1970年京都府生まれ。哲学者。山口大学国際総合科学部教授。京都大学法学部を卒業後、93年伊藤忠商事に入社。96年に退社後、4年半のフリーター生活を経て、2001年名古屋市役所入庁。08年名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。米プリンストン大学客員研究員などを経て、現職。著書に『闘うための哲学書』(共著)、『哲学の最新キーワードを読む』(ともに講談社現代新書)、『「道徳」を疑え!』(NHK出版新書)、『公共性主義とは何か』(教育評論社)、『孤独を生き抜く哲学』(河出書房新社)など多数。
内容
《目次》
はじめに
第1章 不条理な新世界
「パンデミック後の世界」と「すばらしい新世界」
…………
第2章 パンデミック狂騒の果てに
不条理な幕開け
なにが残り、なにが戻り、なにが変わるのか?
歴史上の例外
…………
第3章 揺らぐ経済・社会
決断主義と官僚機構の再構築
危機に瀕する民主主義
テイクアウト型リベラリズムへ
…………
第4章 揺れる生き方
不確実性を抱きしめて
自己肯定感を高める
丸いからこそコロコロと転がれる
…………
終 章 不条理と向き合うための笑去主義
不条理を受け入れる
…………
おわりに
参考文献
《概要》
私たちの世界はいま、コロナ禍という不条理に見舞われている。一見、豊かで幸せそうにみえた日本でも、パンデミックによって、格差や不平等、差別など、さまざまな問題があぶり出された。この、変えることのできない不条理な世の中にあって、自己肯定感を喪失せずに、希望を持って生きることはできるのか。
考え、行動し、真理を追究する?闘う哲学者?が、この世のあらゆる不条理を乗り越えるための哲学を示す。