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憑依と抵抗~現代モンゴルにおける宗教とナショナリズム~
島村一平
著
発行年月 |
2022年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
395p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/民族学・民俗学・人類学/民族学・民俗学・人類学 |
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ISBN |
9784794973030 |
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商品コード |
1034407898 |
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NDC分類 |
382.227 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年04月5週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2022/05/28 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034407898 |
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著者紹介
島村一平(著者):国立民族学博物館・准教授。文化人類学・モンゴル研究専攻。博士(文学)。
1969年愛媛県生まれ、兵庫県西宮市育ち。1993年早稲田大学法学部卒業後、
テレビ番組制作会社に就職。取材で訪れたモンゴルに魅せられ制作会社を退
社、モンゴルへ留学する。モンゴル国立大学大学院修士課程修了(民族学専
攻)。モンゴルで延べ7年過ごす。日本に帰国後、総合研究大学院大学博士後
期課程に入学。同大学院を単位取得退学後、国立民族学博物館講師(研究機
関研究員)、滋賀県立大学人間文化学部准教授を経て現職。
著書に『ヒップホップモンゴリア』(青土社)、『増殖するシャーマン』
(春風社)、『大学生が見た素顔のモンゴル』(編著、サンライズ出版)など多数。
内容
憤激の呪言(ライム)響く国。格差と抑圧に差し込む一筋の光とは。
高級・高層ビルが乱立し、加速度的に情報化する都市を
「感染するシャーマン現象」が侵食しているのはなぜか。
人々の熱い息吹を伝える、現代モンゴルの素描たち。
「排除/憑依/反抗」をキーワードに、
いまだ知られざる現代モンゴルの深層を明らかにする。
シャーマニズム、ヒップホップ、化身ラマ、民族衣装、
そしてチンギス・ハーン。現代モンゴルを理解する上で
欠かせない「貫く論理」をそれぞれの断片に見出す。
グローバル化と呪術化の間で揺れ動くその姿とは。
【目次】
第1部 グローバル世界を呻吟する
1:シャーマニズムという名の感染症
2:地下資源に群がる精霊たち
3:憤激のライム
コラム あるマンホール・チルドレンとの出逢い
第2部 社会主義のパラドクス
4:秘教化したナショナリズム
5:社会主義が/で創造した「民族の英雄」チンギス・ハーン
6:呪術化する社会主義
コラム:深夜の都市でボコられる
第3部 連環する生と死
7:シャーマニズム、ヒップホップ、口承文芸
8:生まれ変わりの人類学
コラム 古本屋のB兄
第4部 民族文化のゆくえ
9:コスプレ化する民族衣装
10:“モンゴル化”する洋装と匈奴服の誕生