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読んで学ぶ交通工学・交通計画 改訂新版
石神孝裕,
稲原宏,
井上紳一,
加藤昌樹,
小嶋文,
佐野薫,
須永大介,
高砂子浩司,
平見憲司,
福本大輔
著
久保田尚,
大口敬,
髙橋勝美
編
発行年月 |
2022年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
8p,282p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/理工学/土木工学/土木一般・その他 |
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ISBN |
9784844609131 |
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商品コード |
1034415086 |
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NDC分類 |
514 |
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本の性格 |
テキスト |
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新刊案内掲載月 |
2022年04月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034415086 |
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著者紹介
石神孝裕(著者):1977年静岡県島田市生まれ。1999年東京工業大学土木工学科卒業。2001年同大学院総合理工学研究科人間環境システム専攻修了。2016年同博士後期課程単位取得満期退学。2017年博士(工学)。技術士(総合技術監理部門,建設部門)。2001年より一般財団法人計量計画研究所研究員,都市・地域計画研究室長を経て,2018 年より都市地域・環境部門長。専門は都市交通計画,地域計画。
稲原宏(著者):1983年さいたま市生まれ。2006年東京理科大学理工学部土木工学科卒業。2008年東京理科大学大学院理工学研究科土木工学専攻修士課程修了。同年より一般財団法人計量計画研究所研究員。2019年より主任研究員,グループマネジャー。専門は都市計画,交通計画,環境計画。
井上紳一(著者):1966年品川区生まれ。1996年東京工業大学工学部土木工学科卒業。1998年東京工業大学大学院理工学研究科土木工学専攻修士課程修了。同年より2020年まで一般財団法人計量計画研究所研究員。専門は都市交通計画,道路交通計画。
加藤昌樹(著者):1974年浜松市生まれ。1996年東京大学工学部都市工学科卒業。1998年同大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程修了。同年より株式会社日本総合研究所勤務。 2005年より一般財団法人計量計画研究所勤務。技術士(総合技術監理部門,建設部門)。専門は都市交通計画,交通工学。
小嶋文(著者):1983年調布市生まれ。2006年埼玉大学工学部建設工学科卒業。2008年同大学院理工学研究科博士前期課程修了。2010年同博士後期課程修了。博士(学術)。同年より国土交通省国土技術政策総合研究所研究官。2011年埼玉大学理工学研究科非常勤研究員,2012年埼玉大学助教を経て,2016年4月より同准教授。専門は地区交通計画。
佐野薫(著者):1975年喜多方市生まれ。1998年宇都宮大学工学部卒業。2000年同大学院工学研究科修士課程修了。2008年同博士課程修了。博士(工学)。2000年より株式会社ライテック入社,2005年より2010年まで一般財団法人計量計画研究所への出向を経て,2013年退社。同年より株式会社建設技術研究所入社。技術士(道路)。専門は道路計画,都市交通計画。
須永大介(著者):1973年那覇市生まれ。1997年東京大学工学部都市工学科卒業。博士(工学)。技術士(総合技術監理部門,建設部門)。同年より一般財団法人計量計画研究所勤務。交通まちづくり研究室室長を経て,2020年4月より中央大学理工学部助教。専門は都市交通計画。
高砂子浩司(著者):1976年盛岡市生まれ。1999年日本大学農獣医学部畜産学科卒業。2005年より一般財団法人計量計画研究所の専門情報員。2007年同研究所の研究員。2017年同研究所の主任研究員。認定都市プランナー。専門は都市交通計画。
平見憲司(著者):1972年呉市生まれ。1995年東京理科大学理工学部建築学科卒業。1997年東京理科大学大学院理工学研究科建築学専攻修士課程修了。同年より2014年まで一般財団法人計量計画研究所研究員(都市・地域研究室,交通まちづくり研究室)。専門分野は,交通まちづくり。
福本大輔(著者):1978年恵庭市生まれ。2001年埼玉大学工学部建設工学科卒業。2003年同大学院理工学研究科修士課程修了。同年より一般財団法人計量計画研究所交通政策研究室研究員。都市交通研究室主任研究員,都市地域・環境部門GMを経て,2019年同部門担当部門長。2020年4月より東北事務所次長を兼務。技術士(建設部門都市及び地方計画,道路)。認定都市プランナー(交通計画)。専門は都市交通計画。
久保田尚(編者):1958年横浜市生まれ。1982年横浜国立大学工学部土木工学科卒業。1984年東京大学大学院工学系研究科都市工学修士課程修了。1988年東京大学大学院工学系研究科都市工学博士課程修了。工学博士。同年より埼玉大学助手。同専任講師,助教授を経て,2005年4月より埼玉大学教授。専門は地区交通計画,都市交通計画。
大口敬(編者):1964年三鷹市生まれ。1988年東京大学工学部土木工学科卒業。1990年同大学院修士課程,1993年同博士課程修了。博士(工学)。同年より株式会社日産自動車交通研究所勤務。1995年東京都立大学講師,助教授,首都大学東京(大学改組)准教授,教授を経て,2011年4月より東京大学教授。専門は道路工学・交通工学。
髙橋勝美(編者):1968年石巻市生まれ。1991年筑波大学社会工学類都市地域計画専攻卒業。1993年東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程修了。同年より㈶計量計画研究所研究員。2011年同研究部次長。2012年より仙台市役所勤務。2007年から2013 年まで東京大学まちづくり大学院特別講師。2009年東京大学工学部非常勤講師。技術士(総合技術監理部門,建設部門)。専門は都市交通計画。
内容
交通は、とても身近なものです。敷地の外を人や車などが移動することを「交通」と定義するならば、ほとんどの人が毎日のように交通を行っているはずです。仮に家を一歩も出ない日でも、宅配便が荷物を届けてくれたとしたら、宅配便業者による交通の恩恵を受けたことになります。宅配便が届かない日でも、表通りを通るトラックの騒音がうるさいと感じたら、交通からの影響を受けたことになります。
このように、誰にとっても当たり前のような交通の世界なのですが、ひとたび、渋滞を解消しようとか、交通事故をなくそうとか、あるいは道路や鉄道の計画を立てようとかいったことを考えると、とたんに専門性のきわめて高い分野になります。本書が主に扱う道路交通に関しては、「交通工学」や「交通計画」という名前の講義が工学部の主に土木系の学科で講義されています。
本書は、これから「交通工学」や「交通計画」を専門的に学ぼうとする学生に、「身近な交通」からの橋渡しをすることを目指して書かれました。ここで書いてあることを「読んで学んで」頂ければ、講義で学ぶことの意味や意義が理解できるように、入門的な内容をさらにかみ砕いて記述したつもりです。
また、現今、交通分野が大きな変革を遂げつつあり、ICT の急激な進展に伴い、ビッグデータの活用など、交通調査の内容や手法がすでに大きく変貌しました。そのことはまた、交通計画自体の変革ももたらしています。交通工学の分野においても、平面交差点の計画設計手法や生活道路対策など、著しい進展が見られた分野がいくつも存在します。さらに、歩行者や自転車の扱いをはじめとする、「人中心」のみちづくりの方向性が完全に定着するに至っています。
今回の改訂ではこれらを踏まえ、執筆陣に新たに若手に加わってもらい、世の中の動きに敏感に対応するように努めたつもりです。できるだけ多くの方にお読みいただき、ご批判を仰ぎたく思う次第です。