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狂伝佐藤泰志~無垢と修羅~

中澤 雄大, 中澤 雄大  著

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価格 \4,180(税込)         

発行年月 2022年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 607p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784120055300
商品コード 1034417865
NDC分類 910.268
個人件名 佐藤/泰志
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2022年05月3週
書評掲載誌 読売新聞 2022/06/05、日本経済新聞 2022/06/25
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034417865

著者紹介

中澤 雄大(著者):中澤雄大

昭和42年(1967)新潟県長岡市生まれ。ノンフィクション作家。全国紙記者として政治や外交・安保、歴史問題、論壇、書評などを担当。現在、早稲田大学総合研究機構招聘研究員、大正大学非常勤講師。単著に『角栄のお庭番 朝賀昭』(講談社、加筆・別題名で講談社+α文庫)、編著に『回顧百年 相沢英之オーラルヒストリー』(かまくら春秋社)、共著・分担執筆に『佐藤泰志 生の輝きを求めつづけた作家』(河出書房新社)他多数。

内容

『きみの鳥はうたえる』『海炭市叙景』『草の響き』……

芥川賞候補5回、41歳で自死した作家の全作品と膨大な手紙を読解、「1968年」からバブル期の文学状況と世相、作家の抱えた修羅に圧巻の取材で肉薄した、渾身の書き下ろし1500枚



佐藤泰志は村上春樹と同世代の作家。芥川賞に5度ノミネートされながら受賞できず、1990年に41歳で自死。しかし、2000年代後半になって再評価が進み、『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』『きみの鳥はうたえる』『草の響き』などが次々に文庫化され、また映画化されている。



高校生作家として脚光を浴びながら、その作家生活が挫折に満ちたものになったのはなぜか。そして、30年の時を経て、その文学が読者の心を掴むのはなぜか。近親者はもとより、小学校のクラスメイトから大学時代の同人誌仲間、泰志が一方的に思いを寄せた後の直木賞作家・藤堂志津子、ライバルの作家たち、文芸誌編集者らまで、あらゆる関係者に直接話を聞き、文学に希望があふれていた時代の光と影を再構築する。

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