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来たれ、新たな社会主義~世界を読む2016-2021~
トマ・ピケティ
著
山本知子,
佐藤明子
翻訳
発行年月 |
2022年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
226p,9p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典 |
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ISBN |
9784622090731 |
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商品コード |
1034434268 |
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NDC分類 |
304 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年05月4週 |
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書評掲載誌 |
東京・中日新聞 2022/05/15、日本経済新聞 2022/06/04 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034434268 |
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著者紹介
トマ・ピケティ(著者):(Thomas Piketty)1971年、クリシー(フランス)生まれ。パリ経済学校経済学教授。社会科学高等研究院(EHESS)経済学教授。EHESSおよびロンドン経済学校(LSE)で博士号を取得後、マサチューセッツ工科大学(MIT)で教鞭を執る。2000年からEHESS教授、2007年からパリ経済学校教授。経済発展と所得分配の相互作用について、主要な歴史的、理論的研究を成し遂げる。世界不平等研究所および世界不平等データベースの共同ディレクター、「欧州の民主化のためのマニフェスト」の発起人も務める。著書に『21世紀の資本』(2014)、『世界不平等レポート2018』(共編、2018、以上みすず書房)、『トマ・ピケティの新・資本論』(日経BP、2015)、『格差と再分配』(早川書房、2016)、『不平等と再分配の経済学』(明石書店、2020)ほか多数。本書は『ルモンド』紙に2016年から2021年にかけて連載されたコラムに基づいており、その一部は朝日新聞にも抄訳掲載されている。
山本知子(翻訳):(やまもと・ともこ)フランス語翻訳家。早稲田大学政治経済学部卒業。東京大学新聞研究所研究課程修了。訳書にピケティ『格差と再分配』(早川書房、2016)、マクロン『革命』(ポプラ社、2018)、カジェ『なぜネット社会ほど権力の暴走を招くのか』(徳間書店、2015、以上共訳)、ヴァグネル『簡素な生き方』(講談社、2017)、ジョリー『カラシニコフ自伝』(朝日新聞出版、2008)ほか多数。
佐藤明子(翻訳):(さとう・あきこ)翻訳家。東京大学理学部生物化学科卒業。理化学研究所勤務を経て、英語・フランス語翻訳に携わる。メディカル関係の実務翻訳をはじめ、書籍や雑誌翻訳を手がける。訳書にミラー&キャロル編著『アルコール・薬物依存症を一から見直す』(誠信書房、2020)。
内容
「ハイパー資本主義はあまりにも行きすぎてしまった。いまや私たちは、資本主義を超える新しい体制、すなわち、参加型かつ分散型、連邦主義的かつ民主主義的で、環境にやさしく、多民族共生かつ男女同権といった新しい形の社会主義について考える必要がある。私はそう確信している」(序文より)
英国のEU離脱(ブレグジット)、トランプの勝利と敗北、マクロンの諸改革、プーチンの泥棒政治、新型コロナ、気候危機……激動する世界のただ中で、格差と闘うエコノミストは何を訴えたのか? ピケティが構想する「新たな社会主義」とは?
2016年から21年初頭にかけて『ルモンド』紙に寄稿した時評から44本を精選し、新たに「序文」を付す。『21世紀の資本』から進化を続ける思考と格闘の軌跡。