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書評掲載

紅色のあじさい~津村節子自選作品集~

津村 節子  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2022年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 279p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784862659538
商品コード 1034437202
NDC分類 914.6
書評掲載誌 読売新聞 2022/07/24
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034437202

著者紹介

津村 節子(著者):津村節子(つむら せつこ)
1928年 福井市生まれ。
学習院短期大学国文科卒。
1953年 吉村昭と結婚。
1964年 「さい果て」新潮社同人雑誌賞受賞。
1965年 「玩具」芥川賞受賞。
1990年 『流星雨』女流文学賞受賞。
1998年 『智恵子飛ぶ』芸術選奨文部大臣賞受賞。
2003年 恩賜賞・日本芸術院賞受賞。
2011年 「異郷」川端康成文学賞、『紅梅』菊池寛賞受賞。
日本芸術院会員。
主な作品
『重い歳月』『冬の虹』『海鳴』『炎の舞い』『黒い潮』『星祭りの町』『土恋』『三陸の海』等。
2005年『津村節子自選作品集』(全6巻)刊行。

内容

語る喜び
自然で無理のない文章から物語の喜びと呼びたくなるリズムが聞こえてくる。透明な結晶の奥底のほうから紅色の光が暖かくさしてくるその文章を読んでいると、積み重ねられた歳月の襞が揺蕩いながら読者の気持ちを包み込み、眼前に景色を広げてくれる。得難い華やかさがある。それでいて大切な事実や事象は几帳面に書き留められごまかしがない。
津村節子自選作品集「紅色のあじさい」を読みながら、多くの作家が競い合った文業華やかな時代へと誘われた。(小説家、法政大学教授 中沢けい)

「季刊文科」誌に掲載されたエッセイを中心に、夫・吉村昭の没後に追悼企画として収録された大河内昭爾との対談、自身の半生を語った中沢けいとの対談を収録した作品集。

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