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遺伝子とは何か?~現代生命科学の新たな謎~(ブルーバックス B-2198)
中屋敷 均
著
発行年月 |
2022年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
270p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/生物学/遺伝学 |
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ISBN |
9784065277669 |
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商品コード |
1034457731 |
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NDC分類 |
467.2 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2022年05月3週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2022/05/21 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034457731 |
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著者紹介
中屋敷 均(著者):1964年、福岡県生まれ。1987年京都大学農学部農林生物科卒業。博士(農学)。現在、神戸大学大学院農学研究科教授(細胞機能構造学)。専門分野は、植物や糸状菌を材料にした染色体外因子(ウイルスやトランスポゾン)の研究。主な著書に『生命のからくり』『ウイルスは生きている』『科学と非科学』(いずれも講談社現代新書)がある。
内容
2003年にヒトゲノムの解読が完了したが、これで「遺伝子」がわかったのかというとそうではない。DNAにコードされている遺伝子の構成が判明したことで、ヒトゲノムの複雑さがかえって判明してきた。また、DNAに遺伝子はコードされているが、それらは非コード配列やそのコピーである多様なRNAなどによって、たくみに制御されていることがわかってきた。「遺伝子」とは、それらの制御機構を抜きにしては語れないし、「遺伝子」の概念は新たなステージで考える必要があるのではないだろうか?
本書では、メンデルの実験から、ワトソン、クリックによる二重らせんモデルの発表など、「遺伝子」をめぐる科学史を追いかけながら、「遺伝子」の正体を問い続ける。ゲノムの解読は終わりではなく、「遺伝子とは何か?」という、古くて新しい問いとその答えをめぐる研究の始まりであることを明らかにする野心的な一冊。