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書評掲載

水の月

中江有里  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2022年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 316p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784267023439
商品コード 1034484353
NDC分類 913.6
書評掲載誌 産経新聞 2022/07/17
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034484353

著者紹介

中江有里(著者):女優・作家・歌手。大阪府生まれ。法政大学卒業。1989 年、芸能界デビュー。2002 年、『納豆ウドン』で第23回NHK大阪ラジオドラマ脚本懸賞最高賞受賞。著書に『トランスファー』『残りものには、過去がある』『万葉と沙羅』など。文化庁文化審議会委員。19 年に歌手活動を再開。21 年1 月にアルバム「Port de voix」、9 月にシングル「コントレール」発売。2022年5月25日NEWアルバム「Impression -アンプレッシオン-」発売決定。

内容

百花と千愛は3つ違いの姉妹。両親のもと成長していたが、ある日両親が離婚する。
父の元へ引き取られた百花と、母の元へ引き取られた千愛。離れて暮らすようになって30年が過ぎ、39歳となった百花は、制作会社の契約社員として働いている。
ある日、担当している番組の百花宛に1通の手紙が届く。長らく会っていない妹・千愛からの手紙に驚きながらも、手紙の内容から千愛からのものだと確信し、返信にメールアドレスを書いておいた。
それから2人のメールのやり取りが始まる。千愛はすぐに、重大な事実を知らせる。
会えなかった間の30年の間を埋めるように、互いの辿った道を綴る。
父の再婚相手との関係がうまくいかず、早くに自立した百花。母子家庭で困窮状態にあったが、結婚を経て、1児の子育てに忙しい千愛。最初に語り合ったのは、そんな表向きのこと――。
距離が近づいていくうちに、心の底に仕舞った思いをぶつけあっていく2人。
共有できない母との思い出、途切れた時間は再びつながるのか……。

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