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多言語化する学校と複言語教育~移民の子どものための教育支援を考える~
大山 万容,
清田 淳子,
西山 教行
著
発行年月 |
2022年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
182p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/教育学/教育学・教育思想・教育史 |
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ISBN |
9784750353937 |
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商品コード |
1034500235 |
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NDC分類 |
371.5 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年05月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034500235 |
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著者紹介
大山 万容(著者):京都大学大学院人間・環境学研究科修了(人間・環境学博士)。立命館大学等非常勤講師を経て、2022年度より大阪公立大学講師。専門は、言語教育学、教育社会言語学。
[主な著書・論文]
『言語への目覚め活動――複言語主義に基づく教授法』(くろしお出版、2016年)
『世界と日本の小学校の英語教育――早期外国語教育は必要か』(西山教行らと共著、明石書店、2015年)
清田 淳子(著者):お茶の水女子大学大学院人間文化研究科修了(人文学博士)。立命館大学文学部教授。専門は、年少者日本語教育、国語教育。
[主な著書・論文]
『母語を活用した内容重視の教科学習支援方法の構築に向けて』(ひつじ書房、2007年)
『外国から来た子どもの学びを支える』(編著、文理閣、2016年)
「グローバル化の進行と子どもたちの指導・支援」(『生徒指導・進路指導』ミネルヴァ書房、2019年)
「言語少数派の子どもに対する母語を活用した遠隔型教科学習支援の試み――スカイプを利用して」(『日本語教育』174号、2019年)
西山 教行(著者):京都大学人間・環境学研究科教授。専門は、言語教育学、言語政策、フランス語教育学、フランコフォニー研究。
[主な著書・訳書]
『CEFRの理念と現実――CEFRの理念をめぐって』(大木充との共編著、くろしお出版、2021年)
『グローバル化のなかの異文化間教育――異文化間能力の考察と文脈化の試み』(大木充との共編著、明石書店、2019年)
『異文化間教育』(マルティンヌ・プレッチェル著、白水社、2021年)
『多言語世界ヨーロッパ――歴史・EU・多国籍企業・英語』(クロード・トリュショ著、國枝孝弘・平松尚子との共訳、大修館書店、2019年)
内容
移民の増加に伴い多言語化する学校での言語教育は、日本が言語・文化の多様性をどのように位置づけるかを決める重要な問題といえる。
学校は多言語化にどう対応できるのか、個人はどのような言語・文化的経験を持ち、言語・文化と関わりながら生きているか、さらに母語などを取り入れ言語を複数化させることの意義と方策について、複言語教育・複言語主義の理論的枠組みとカナダ、フランス、ニューカレドニアの事例も踏まえて論じる。