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子どもの目を守る本~イラスト版~(健康ライブラリー)
三木 淳司
監修
発行年月 |
2022年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
98p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/医学一般/医学一般 |
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ISBN |
9784065282243 |
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商品コード |
1034524479 |
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NDC分類 |
496 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2022年07月5週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034524479 |
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著者紹介
三木 淳司(監修):【監修者プロフィール】
三木淳司(みき・あつし)
医学博士。1992年新潟大学医学部医学科卒業。1998年新潟大学大学院医学研究科博士課程修了。1998~2001年米国ペンシルベニア大学医学部博士研究員。2001年日本神経眼科学会学術奨励賞受賞。2005年日本弱視斜視学会賞(弓削賞)受賞。2009年日本神経眼科学会学術奨励賞受賞。2010年~川崎医科大学眼科学教授、日本弱視斜視学会理事。2011年~日本神経眼科学会理事。2018年日本弱視斜視学会総会会長。2022年日本神経眼科学会総会会長。専門は斜視・弱視、神経眼科学、小児眼科学。
【共同監修者プロフィール】
荒木俊介(あらき・しゅんすけ)
川崎医科大学附属病院眼科、視能訓練士。2010年川崎医療福祉大学医療技術学部感覚矯正学科卒業。2010年~川崎医科大学附属病院眼科視能訓練士。2017年川崎医療福祉大学大学院医療技術学研究科感覚矯正学専攻修士課程修了。2022年同大学大学院同専攻博士後期課程修了。2018年日本弱視斜視学会賞(弓削賞)受賞。
内容
【スマホの使い過ぎで内斜視になることも】
視力がよくないのではないか、目つきが悪く見えにくそうにしている、黒目の向きが斜めになっているのではないかなど、小児眼科にはこうした心配をして訪れる親御さんがたくさんいます。気にしすぎではないかとか、早とちりかもしれないと思うかもしれませんが、それでよいのです。
というのも、人がものを見る機能は三歳ごろまでに急速に発達し、六歳から八歳、遅くとも一〇歳ごろまでにはほぼ完成し、視力が決まります。もし、なんらかの病気や異常があれば、視力が完成する前にできるだけ早く治療を開始して、見る力を育てるケアやサポートを受けさせる必要があります。
しかし、子どもは自分から目の異常や見え方が悪いと訴えることはまずありません。子どもと一緒にすごしている親や周囲にいる大人が、異変に気づいてあげるしかありません。ですから、なにかおかしいと感じたら、ためらわずに眼科を受診することが大切なのです。
また、三歳児健診や就学時健診は子どもの目の異常を早期に発見し、治療やサポートへつなげることを目的としています。子どもの目の異常を早期発見する重要な機会であることを理解し、必ず受けるようにしましょう。
本書では、異変に気づくためのポイントや、早期に見つけたい病気の知識などをできるだけわかりやすく解説しました。(まえがきより)
【子どもの目に関する疑問や不安に応えます】
*子どもの目の異常は、どうすればわかりますか?
*片目のみ視力が悪いのですが、なにか対処すべきですか?
*子どもでもめがねをかけさせないといけませんか?
*両親が近視だと、子どもも近視になりますか?
*子どもの目の病気で重症化するものはありますか?
*しきりに目をこすっていますが、大丈夫でしょうか?
*スマホやタブレットは使わせてもよいのでしょうか?
【本書の内容構成】
第1章 見逃したくない、気がかりなサイン
第2章 「見る力」の育ち方
第3章 弱視・近視・斜視……「見え方」の異常はなぜ起こる
第4章 知っておきたい子どもの目の病気
第5章 子どもの目に関するよくある質問