ホーム > 商品詳細

書評掲載
丸善のおすすめ度

わたしの心のレンズ~現場の記憶を紡ぐ~(インターナショナル新書 101)

大石 芳野  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \990(税込)         

発行年月 2022年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 261p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/写真
ISBN 9784797681017
商品コード 1034530217
NDC分類 740.21
個人件名 大石/芳野
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2022年07月3週
書評掲載誌 毎日新聞 2022/07/30、読売新聞 2022/09/11
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034530217

内容

ベトナム、カンボジア、アウシュビッツ、ウクライナ、ニューギニア……
撮影現場の記憶から写真家が考える共存への道。
写真家の著者は約半世紀にわたり、世界各地を取材。ベトナム、カンボジア、アウシュビッツ、そして広島、長崎、沖縄……など、とりわけ戦争の悲劇に襲われた地での撮影・取材を続けてきた。コロナ禍によって取材がままならない中、一旦立ち止まる。それらの場所を振り返り、世界は今も戦争の影響下にあることを強く訴える。戦地だけでなく、ニューギニアなどで行った人びとの生活への取材、コロナ禍の日本への観察から、人間のあり方をあらためて学び、戦争、差別をもたらす「何か」とそれを生き延びる道を考える。著者撮影の写真も掲載。

目次から
第一章 歪んだ日常 コロナ禍に思う
第二章 戦禍〜不条理から ベトナム、ユダヤ人強制収容所、カンボジア
第三章 戦争の終わりとは何か 広島、長崎、沖縄
第四章 本当の共存について ニューギニア


【著者略歴】
大石芳野(おおいし よしの)
写真家。日本大学藝術学部写真学科卒業。元東京工芸大学芸術学部教授(現在は客員教授)。戦争、内乱後の市民に目を向けたドキュメンタリー作品を多く手がけ、ベトナム戦争、カンボジアの虐殺、スーダンのダルフールの難民、広島、長崎の被爆者への取材を続ける。またニューギニアなど世界各地の人々の暮らしに寄り添う視線からの写真作品にも定評がある。著書に『小さな草に』(朝日新聞社)、『沖縄 若夏の記憶』(岩波書店)、写真集に『長崎の痕』『戦争は終わっても終わらない』(共に藤原書店)、『戦禍の記憶』(クレヴィス)など。

カート

カートに商品は入っていません。