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忘れられた日本憲法~私擬憲法から見る幕末明治~

畑中 章宏  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2022年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 187p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/法律/憲法
ISBN 9784750517438
商品コード 1034649629
NDC分類 323.12
基本件名 憲法-日本
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2022年07月5週
書評掲載誌 毎日新聞 2022/07/30
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034649629

著者紹介

畑中 章宏(著者):1962年大阪生まれ。民俗学者。著書に『柳田国男と今和次郎』『『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『災害と妖怪』『津波と観音』(亜紀書房)、『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』『蚕』(晶文社)、『先祖と日本人』(日本評論社)、『天災と日本人』『廃仏毀釈』(ちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『死者の民主主義』(トランスビュー)、『五輪と万博』『医療民俗学序説』(春秋社)、『日本疫病図説』(笠間書院)ほかがある。

内容

私擬憲法には、幕末維新を越えてきた民衆の「こころ」と「からだ」に裏打ちされた夢や希望が映し出されている。(中略)
明治の憲法草案を、貴重な民俗文化と捉えて、その意味を考えていきたい。
――本文より


明治22年に「大日本帝国憲法」が発布されるまで、日本には国会もなく、憲法もなかった。そして、多くの日本人が自ら憲法を構想した。

戊辰戦争に敗れた米沢藩士、西南戦争に駆り出された者たち、自由民権運動の担い手たち、地方の豪農、商人……彼らは集まり、書を読み、議論し、政府に建白書(嘆願書)として憲法草案を提出している。

それら「私擬憲法」は、死刑廃止、男女ともの参政権、天皇リコール論、著名な「五日市憲法」や、明治天皇のブレーン元田永孚のものまで多種多様だ。


《自分たちらしい国づくりを目指して――。》
現実は変わらないものではなく、自ら作り上げるもの。
明治人たちの夢を追う、歴史ノンフィクション。

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