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クロコダイル~ワニみたいに潜む日常のハラスメントと性差別、そしてその対処法~
トマ・マチュー
著
リボアル堀井なみの,
コザ・アリーン
翻訳
発行年月 |
2022年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
177p |
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大きさ |
26cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/家族・世代 |
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ISBN |
9784780312362 |
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商品コード |
1034704227 |
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NDC分類 |
367.93 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2022年09月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034704227 |
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著者紹介
トマ・マチュー(著者):ブリュッセルのサン・リュック高等美術学校でバンド・デシネを専攻。2013年から、「クロコダイル・プロジェクト」のクリエイターとして、日常的に繰り広げられる女性差別や街中でのハラスメントを、男たちをワニに擬人化し漫画化している。
リボアル堀井なみの(翻訳):京都精華大学人文学部卒業。ノルウェー オスロ大学サマースクールで「北欧における男女平等」「平和学」を、フランス ソルボンヌ・ヌーヴェル パリ第3大学でフランス語を学ぶ。2022年に女性史を振り返る演劇「ミモザウェイズ1910-2020」を日仏協働製作。国連女性差別撤廃条約の研究と普及を目指す「国際女性の地位協会」理事。
コザ・アリーン(翻訳):北フランスのリール生まれ。1986年から京都在住。30年にわたり幅広く翻訳の仕事にかかわってきた。共訳に、シンディウェ・マゴナ『母から母へ』(現代企画室)、エステル・デュフロ『貧困と闘う知』(みすず書房)、ITO Shiori, La boîte noire (Éditions Picquier)など。
内容
ベルギー発・ウェブで集まった女性たちの証言から生まれたセクシャル・ハラスメントのノンフィクション漫画
公共空間で嫌がらせを受けた経験がある女性13%、路上でつきまとわれたことがある女性5.2%(フランス・2004年)。
男性にとっては「冗談だった」「ナンパしただけ」のはずが、女性目線に立てば路上での暴力に変わる。
「クロコダイル・プロジェクト」はウェブで女性たちのセクハラ体験を集め、漫画化したベルギーでのプロジェクト。
男性をワニに擬人化することで、徹底的に女性目線に立ち、セクハラの本質に迫るとともに、その対処法を解説します。