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写真で比べる中国大都市の近現代<1> 上海今昔
ヴォーン・グリルズ
著
国枝 成美
翻訳
発行年月 |
2022年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
143p |
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大きさ |
25×29cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/アジア・オセアニア史 |
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ISBN |
9784422202754 |
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商品コード |
1034803236 |
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NDC分類 |
222.07 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年11月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034803236 |
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著者紹介
ヴォーン・グリルズ(著者):写真家、作家、アーティスト。1996年、ウルヴァーハンプトン大学アート&デザイン学部の学部長として、上海の新地下鉄駅の装飾を依頼された学生たちと初めて訪れて以来の熱烈な上海ファン。グリルズの写真作品はフォトグラファーズギャラリー、ホワイトチャペルアートギャラリー、アルノルフィニ等、イギリス各所の名だたるギャラリーに展示されている。国立科学メディア博物館、コンテンポラリーアートソサエティ、ローハンプトン大学、マサチューセッツ州ウィリアムズ大学、アーツカウンシルウェールズ、大英博物館等、数多くの公的なコレクションにも名を連ねている。2005年にはアート&デザインを専門としたUCA芸術大学のカンタベリー、エプソン、ファーナム、ロチェスターの各キャンパスを設立。本書「今昔」シリーズのオックスフォード編、ケンブリッジ編、シンガポール編、香港編の著者兼写真家でもある。
国枝 成美(翻訳):1971年東京生まれ。東京大学教養学部卒。訳書に国枝祐希のペンネームで、オーテガ・ユーワグバ『イギリス女性はこう働く』(辰巳出版)、ソフィー・ブッシュ『WAREHOUSE HOME インダストリアルインテリアコレクション』(パイインターナショナル、共訳)、ニック・エリオポラス『マインクラフト ゲームにとびこめ!』(技術評論社)がある。
内容
1978年より鄧小平主導の改革開放政策で市場経済への移行が図られ、2010年には日本を抜いて世界第2位の経済大国となった中国。その経済発展の中心のひとつが上海である。英米仏の植民地都市として租界が形成され、「東洋のパリ」とも呼ばれた上海は、後の日本の侵略、共産党支配、文化大革命と激しい歴史の波に洗われてきた。本書は、その建築物や都市景観を写した主に20世紀前半の古写真と、同じ場所で撮り下ろしたごく最近の写真を比較することで、中国現代史を象徴する劇的な都市の変化を視覚的に検証し鑑賞できる、大判写真資料である。原書は2017年出版。