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国鉄~「日本最大の企業」の栄光と崩壊~(中公新書 2714)
石井 幸孝
著
発行年月 |
2022年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
4p,382p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経営学/マーケティング・商業 |
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ISBN |
9784121027146 |
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商品コード |
1034807145 |
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NDC分類 |
686.21 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2022年10月1週 |
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書評掲載誌 |
産経新聞 2022/09/04、毎日新聞 2022/10/01、読売新聞 2022/11/06 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034807145 |
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著者紹介
石井 幸孝(著者):石井幸孝 1932年,広島県生まれ.1955年,東京大学工学部卒業,日本国有鉄道入社.開発期のディーゼル車両設計(キハ81形,DD51形等)に従事し,その後経営全般に転進.広島鉄道管理局長,工作局長,常務理事・首都圏本部長などを歴任.1987年の分割民営化にあたってJR九州社長となる.条件の悪い三島会社であるJR九州の経営を軌道に乗せ,1997年,会長就任,2002年退任.鉄道史・交通史を研究すると共に,鉄道の未来についても提言を行う. 主著『蒸気機関車』(中公新書,1971),『キハ58物語』(JTBキャンブックス,2003),『DD51物語』(JTBキャンブックス,2004),『キハ82物語』(JTBキャンブックス,2005),『九州特急物語』(JTBキャンブックス,2007),『戦中・戦後の鉄道』(JTBキャンブックス,2011),『人口減少と鉄道』(朝日新書,2018)ほか.
内容
1949年に設立された公共企業体・国鉄は、復興半ばの不十分な設備で旅客・貨物を一手に運び、戦後の高度経済成長を支えた。まさに、「鉄道は国家なり」であった。しかし交通手段の多様化によりシェアは低下、自立的な経営もままならず、赤字は雪だるま式に増え、労使関係も悪化、1987年に分割民営化された。少子化、コロナ禍のいま、鉄道は再び危機に瀕している。国鉄の歴史に何を学ぶべきか、元JR九州社長が語る。