【MeL】どこへ行こうか、心理療法 ―神田橋條治対談集―(スマホ・読上)
神田橋 條治, 成瀬 悟策, 村山 正治, 増井 武士, かしま えりこ, 藤原 勝紀 著
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内容
目次
序……………………藤原勝紀 ----------------------------------------------- 心の成りゆくままに──二人の精神療法家から学ぶ 増井武士×神田橋條治 ----------------------------------------------- 「今、ここ」を生きる 「頭が真っ白」になる経験 パソコンでカウンセリングができるか 怒りだしたジェンドリン 治療者は一生治される クライエントは治らなくても治療者は治る 心理療法の根源にあるのはエンカウンターである 自分の中に多くのフィルターやスイッチがある 静かなる無我夢中 健康な退行 面接は日々新た、だから飽きない 現実よりも、どんなイメージを持つかのほうが大事 「出会った関係に別れはない」 ネガティヴなイメージが語られるとき すべてが崩れてゆく強烈な体験 ご破算にして面接に臨む 資質のある人には、まず生産的崩壊を起こさせる 日本人としての美学を持つ いざ質疑応答へ より根本のところを発言する 「関係を生きる」ということ 治療観の変遷 警告の背後にあるもの 「エンカウンター」について 面接後、患者さんの顔や名前を忘れてしまう 面接の様子を映像で残すことは? [素描] 舞台裏のこと……………………かしまえりこ ----------------------------------------------- 心理臨床家をどう育てるか 村山正治×神田橋條治 ----------------------------------------------- 二人の出会い 「ゆっくり探せばいい」 自分の人生に納得することが大事 ストンと落ちて、そして落ち着く ロジャースとの出会い 自分に厳しく、準備を怠らない人 自分で見て、体験して考えろ 受け継いでゆくという発想に否定的 エンカウンター・グループと紛争 エンカウンター・グループで何が変わるのか 別々にいてつながっている あなたの関心はどこにあるのか 「何が起こっているのか」に答えるべき時 文字言語で学習された窮屈さを解放する 本人の志を感じてそれを大事にする いつもちょっと未来を考える [素描] 椅子の周辺……………………かしまえりこ ----------------------------------------------- どこへ行こうか、心理療法 成瀬悟策×神田橋條治 ----------------------------------------------- 表題に行く着くまで 「心」の治療になぜ「体」を使わないのか フォーカシングについて思うこと 精神分析を受けてみた 「言葉」よりも「感じ」を大事に 「緊張感」について 「動作法」の考え方 命は本来、考えたり論じたりするものではない 「心」は「動作」によってつくられる 「主体活動」のない生き物はいない 日常生活の中にある生きるための力、それが「緊張感」 「論」では伝えられないもの 分析を受けるとアグレッションの力が出てくる 自分の中の「甘え」の発見から、日本文化論へ 自由連想はすばらしい 精神分析の天才を苦しめた力 理論を介さない観察から、「体」に注目 西洋ではなぜ「言葉」が重視されるのか 理論よりも実感的な体験のほうが大切 動作法の本質は自己治療──最後まで治さない どこまで援助するのか──余計なことをしない 弟子に伝える 目の前でやって見せる 弟子と競う ある程度まではできるようになる わかれば、できる 変化のときには「あるがまま」が生じる 体におまかせ──感じて緩める 重力に馴染む 「自分がやっている」という感じ まずは自分で努力する 意識化していたものが無意識化する 「なんだかセンス」をどう伝えるか 薬を使うことの懸念 [素描] 山頂に集う……………………かしまえりこ
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