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中国における技術への問い~宇宙技芸試論~(ゲンロン叢書 012)

ユク・ホイ  著

伊勢康平  翻訳
中島隆博  他
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価格 \3,300(税込)         

発行年月 2022年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 475p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/科学社会学・科学技術史・科学哲学 /科学社会学・科学技術史・科学哲学:概論
ISBN 9784907188467
商品コード 1034891058
NDC分類 118
基本件名 技術哲学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年10月3週
書評掲載誌 朝日新聞 2023/09/16
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034891058

著者紹介

ユク・ホイ(著者):香港出身の哲学者。「哲学と技術のリサーチネットワーク」主宰。ロイファナ大学リューネブルク校でハビリタツィオン(教授資格)を取得。現在、中国美術学院および香港城市大学創意媒体学院にて教鞭を執る。著書に『デジタルオブジェクトの存在について』(2016年、未邦訳)、『再帰性と偶然性』(2019年、邦訳は青土社、2022年)、『芸術と宇宙技芸』(2021年、未邦訳)。『ゲンロン』に「芸術と宇宙技芸」を連載。
伊勢康平(翻訳):1995年京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程在籍。「ウェブゲンロン」に「料理と宇宙技芸」を連載。翻訳に翻訳に王暁明「ふたつの『改革』とその文化的含意」(『現代中国』2019年号所収)、ユク・ホイ「百年の危機」(「ウェブゲンロン」、2020年)、「21世紀のサイバネティクス」(「哲学と技術のリサーチネットワーク」、2020年)など。
中島隆博(他):東京大学で中国哲学を研究し、立命館大学を経て、東京大学に戻り、表象文化論そして東洋文化研究所において教育研究に当たる。現在、東京大学東洋文化研究所教授。著書に、『残響の中国哲学-言語と政治』、『ヒューマニティーズ 哲学』、『荘子 鶏となって時を告げよ』、『共生のプラクシス――国家と宗教』、『悪の哲学――中国哲学の想像力』、『思想としての言語』、訳書にフランソワ・ジュリアン『道徳を基礎づける』、アンヌ・チャン『中国思想史』などがある。

内容

なぜ「技術」は西洋の伝統のうえでのみ定義され、論じられてきたのか?
ハイデガーの「技術への問い」を乗り越え、破局へと暴走するテクノロジーに対抗するために、香港の若き俊英は文化的多様性に開かれた「宇宙技芸」の再発明に挑む。京都学派から100年。「近代の超克」を反省し、東洋思想を再び世界へと開くために必要な、「道」と「器」の再縫合はどうなされるべきなのか。諸子百家と人新世を結ぶ、まったく新たな技術哲学の誕生!

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