内容
若手脊椎外科医が執刀する手術で起こりうる合併症に限定し,構成されている書籍である.起こる頻度の高い合併症,それらを起こしやすい場面(メルクマ−ル:指標)を術式別に取り上げ,イラスト・写真とともに解説している.各項目は,「なぜ起こるのか」「起こさないために」「起きてしまったら」「オペ時のメルクマ−ル」の見出し4つで構成されている.「オペ時のメルクマ−ル」では最初に[起こしやすい場面:注意するポイント/回避のポイント]を青文字で強調しているので,例:[移植骨の設置時:母床椎体の骨性終板は温存する](移植骨設置