内容
検査する場所を選ばず,機器も簡便で,非侵襲的であることから,超音波検査の有用性が改めて見直されており,臨床に不可欠となっている.しかし,正確な画像を描出し,診断に役立てることは実際には難しく,臨床でできるだけ多くの画像をとり,読む経験を積むことが重要とされる.本書では,臨床でよく出会う疾患から,まれな疾患まで100超の疾患を取り上げた.典型例だけでなく,判断が難しい症例まで網羅.また,「画像を見てシェ−マが描ける」ことを目標に,どこに何が描出されているのか,疾患の概要と併せて,わかりやすいシェ−マで易しく