丸善のおすすめ度
朝鮮出版文化の誕生~新文館・崔南善と近代日本~
田中 美佳
著
発行年月 |
2022年11月 |
|---|
|
|
言語 |
日本語 |
|---|
媒体 |
冊子 |
|---|
|
|
ページ数/巻数 |
368p |
|---|
大きさ |
22cm |
|---|
|
ジャンル |
和書/総記/総記/書誌・出版 |
|---|
|
|
ISBN |
9784766428513 |
|---|
|
商品コード |
1035112861 |
|---|
NDC分類 |
023.21 |
|---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
|---|
|
新刊案内掲載月 |
2022年12月1週 |
|---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035112861 |
|---|
著者紹介
田中 美佳(著者):1990年佐賀県生まれ。九州大学大学院人文科学府歴史空間論専攻博士課程修了。博士(文学)。専門は、朝鮮近代史、メディア史。現在、九州大学大学院人文科学研究院助教。
主な業績に「植民地期朝鮮における民間読本──1920年代初頭の青年読本を中心に」『韓国朝鮮の文化と社会』第21 号、2022 年、「崔南善の初期の出版活動にみられる日本の影響──1908年創刊『少年』を中心に」『朝鮮学報』第249・250 輯合併号、2019年(2020年度朝鮮学会研究奨励賞受賞)など。
内容
日本と朝鮮を結びつけた「出版」という知識の源泉――
朝鮮最大の知識人・崔南善の活動を中心に、近代朝鮮の思想・文化・運動を形作った「出版」の歴史を明らかにする。
本書は、近代朝鮮の出版文化の形成過程を、同時代の日本の出版界との関係を通して実証的に解明する。
1919年3月に植民地期朝鮮最大の民衆運動である三・一独立運動が起こると、朝鮮総督府は武断政治から文化政治へと統治政策を切り替えた。それによって1920年代には『開闢』をはじめとする雑誌が続々と刊行され、今日まで継続している『東亜日報』や『朝鮮日報』といった朝鮮人経営の民間新聞も創刊された。
1920年代に開花する出版文化の基礎を築いたのが、三・一独立運動の独立宣言書の起草で知られる崔南善が興した出版社・新文館である。新文館は、1908年に漢城(現・ソウル)に設立された朝鮮初の本格的な出版社であり、朝鮮「初の近代雑誌」と称される『少年』や、植民地化されて間もない1910年代の朝鮮で人気を博した「総合教養」雑誌『青春』など、近代朝鮮の出版文化史に名を残す数々の出版物を刊行した。崔南善の出版活動と新文館の実態を、日本の出版界の影響と照らし合わせながら明らかにする。