【MeL】村上春樹と女性、北海道…。
山崎 眞紀子 著
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内容
目次
はじめに―女性と北海道が交差する中で 第Ⅰ部 喪われる女たち 第1章 村上春樹における現実と非現実の方法 ―喪われる直子から羊男へ― 第2章 直子の乾いた声―村上春樹『ノルウェイの森』論、『めくらやなぎと眠る女』を手 がかりにして。 第3章 『ねじまき鳥クロニクル』論―火曜日の女から金曜日の女へ― 第Ⅱ部 幻の女たち 第1章 『国境の南、太陽の西』論―海に降る雨― 第2章 『午後の最後の芝生』論―くすの木のような大女に導かれて語るまきのように積み重なったぐったりした子猫のような「僕」の記憶― 第3章 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』論―ピンクとブルーの対位法 第4章 「春樹と多喜二」・国家と女性と身体―『貧乏な叔母さんの話』論・小林多喜二『一九二八・三・一五』を参照に― 第Ⅲ部 村上春樹と北海道 第1章 「羊男」論―『羊をめぐる冒険』、『ダンス・ダンス・ダンス』を中心に― 第2章 北海道と疎隔―『羊をめぐる冒険』、『ノルウェイの森』、『ねじまき鳥クロニクル』、『UFOが釧路に降りる』を中心に― 第3章〈戦争の記憶〉アイヌ青年の死―『羊をめぐる冒険』論― 補 論 札幌で読む『1Q84』―ゼミの実践から―
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