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語用論の基礎を理解する 改訂版
Gunter Senft
著
石崎 雅人,
野呂 幾久子
翻訳
発行年月 |
2022年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
18p,324p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/言語学/概論・参考図書 |
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ISBN |
9784758923644 |
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商品コード |
1035323669 |
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NDC分類 |
801 |
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本の性格 |
テキスト |
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新刊案内掲載月 |
2022年12月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035323669 |
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著者紹介
Gunter Senft(著者):マックス・プランク研究所心理言語学部門客員研究員(元上級特別研究員).Ph.D. (最優等)(Johann-Wolfgang-Goethe-University Frankfurt am Main) 1982 年から30 年間パプアニューギニアとトロブリアンド諸島の言語と文化の研究を行ってきた.研究の関心には,オーストロネシア語族,パプア諸語,人類言語学,語用論,意味論,言語・文化・認知の相互関係,空間の概念化・推論,動詞連鎖構文,名詞分類の体系がある.学術論文,解説論文150 本以上,20 冊の書籍を出版しており,1992 年から2001 年までInternational Pragmatics Association (IPrA)の学術論文誌の編集委員,2002 年から2016 年まで編集長を務めた.2009 年からは,Culture and Language Use―Studies in Anthropological Linguistics (John Benjamin Publishing Company)の編集委員を務めている.
石崎 雅人(翻訳):東京大学大学院情報学環教授.Ph.D. (The University of Edinburgh).北陸先端科学技術大学大学院知識科学研究科助教授,東京大学社会科学研究所助教授,東京大学大学院情報学環助教授を経て現職.主な著書に,『高齢者介護のコミュニケーション研究』(ミネルヴァ書房),『これからの医療コミュニケーションへ向けて』(篠原出版新社),『談話と対話』(東京大学出版会)がある.
野呂 幾久子(翻訳):東京慈恵会医科大学人間科学教室日本語教育研究室教授.博士(東北大学).米国国務省日本語研修所講師,静岡大学助教授,東京慈恵会医科大学准教授を経て現職.主な著書に,『コミュニケーション実践トレーニング』(ナカニシヤ出版),『看護系学生のための日本語表現トレーニング』(三省堂),『医療コミュニケーション分析の方法 第 2 版』(三恵社)がある.
内容
言語と思考に関するサピア=ウォーフの仮説に対して,H. H. Clark (1996) は 「言語は第一にコミュニケーションの道具であり,派生的に思考の道具であるにすぎない」と論じている.コミュニケーションのあり方が思考に影響することは 多くのところで指摘されているが,その詳細について語られることは少ない.本書は,現代社会においてますます重要となっている,ことば,コミュニケーション,社会の関係について深く考えるための好著である.