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京都不案内

森 まゆみ  著

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価格 \1,760(税込)         

発行年月 2022年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 246p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/地理学/地誌・紀行
ISBN 9784790717744
商品コード 1035486218
NDC分類 291.62
基本件名 京都市-紀行・案内記
書評掲載誌 読売新聞 2023/03/12
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035486218

著者紹介

森 まゆみ(著者):1954 年生まれ。大学卒業後、PR 会社、出版社を経て、84 年、地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊。聞き書きから、記憶を記録に替えてきた。その中から『谷中スケッチブック』『不思議の町 根津』(ちくま文庫)が生まれ、その後『鷗外の坂』(中公文庫、芸術選奨文部大臣新人賞)、『彰義隊遺聞』(集英社文庫)、『『青鞜』の冒険』(集英社文庫、紫式部文学賞)、『暗い時代の人々』『聖子』(亜紀書房)、『子規の音』(新潮文庫)、『路上のポルトレ』(羽鳥書店)などを送り出している。2015 年以降、大病後の健康維持のため京都にしばしば滞在。「谷根千・記憶の蔵」主宰。

内容

京都を暮らすように旅する――。
市民運動のやり過ぎから免疫低下でがんになった。治療の後、体にいいことをするため京都へときどき転地。
気功をし、映画を見、銭湯に入り、ごはんを食べて語り合う。観光客の集まる古都とは違う何かが見えてくる。

【「はじめに」より】
 還暦を過ぎて、ふたたび京都に通うようになった。
 それまでは、仕事で行っても、ゆっくり滞在しないですぐに帰ってきた。ホテルも高いし、食べ物屋も高い。名所旧跡は混んでいる。もうひととおり見ちゃったしな。それも今よりずっと空いている、風情のある時代に。それに私は京都がなんとなく苦手だった。理由は判然としない。しかし、大きな病を得て、私は京都で樹木気功をやることにしたのである。

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