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看取りのドゥーラ~最期の命を生きるための寄り添い人~
ヘンリー・フェルスコ=ワイス
著
山岡 希美
翻訳
林 美枝子
監修
発行年月 |
2022年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
323p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/医学一般/医学一般 |
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ISBN |
9784750354828 |
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商品コード |
1035488673 |
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NDC分類 |
490.14 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年12月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035488673 |
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著者紹介
ヘンリー・フェルスコ=ワイス(著者):ヘンリー・フェルスコ=ワイス(LCSW)は、2003年から米国のホスピスで初めて看取りのドゥーラのプログラムを創設、臨死期ケアの場面における教育とプログラム開発を通じて、看取りのドゥーラ分野の成長を目指す非営利団体である国際看取りのドゥーラ協会(INELDA)を共同設立した。刑務所にいる受刑者や、退役軍人のグループに、死のプロセスにおいて、互いに奉仕できるよう指導を行っており、ホームレスや有色人種のコミュニティが利用する施設にドゥーラのアプローチを導入する方法を模索している。活動について詳しくは、INELDAのウェブサイト(inelda.org)で確認できる。
山岡 希美(翻訳):翻訳家。16歳まで米国カリフォルニア州で生活。同志社大学心理学部卒。 訳書に『男子という闇』(明石書店、2021年)、『無意識のバイアス』(明石書店、2020年)。共訳に『リモートワーク』(明石書店、2020年)、『教えて! 哲学者たち』(全2巻、大月書店、2016年)などがある。
林 美枝子(監修):医療人類学者。北海道大学大学院医学研究科社会医学専攻博士課程修了。博士(医学)。日本医療大学総合福祉学部教授。 著書に『介護人類学事始め』(明石書店、2020年)。共著に『医療人類学を学ぶための60冊』(明石書店、2018年)、『北海道社会とジェンダー』(明石書店、2013年)、『森林医学』(朝倉書店、2006年)がある。
内容
在宅ホスピスの患者さんの穏やかな死を助け、介護家族の悲嘆からの回復を支援するボランティア「看取りのドゥーラ」について、その役割から意義までをソーシャルワーカーである著者自身の経験をもとに綴る。高齢化にともなう「多死社会」の到来が迫り、家族による在宅死の看取りは他人事ではなくなりつつある現在おいて、医療化していた死を、自分たちの日常に取り戻す道筋を示す。