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並行世界の存在論~現代日本文学への招待~
加藤 夢三
著
発行年月 |
2022年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
10p,191p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784823411816 |
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商品コード |
1035693161 |
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NDC分類 |
910.264 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2023年01月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035693161 |
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著者紹介
加藤 夢三(著者):〈略歴〉1990年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業、同大学教育学研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、お茶の水女子大学基幹研究院人文科学系助教。
〈主な著書、論文〉『合理的なものの詩学―近現代日本文学と理論物理学の邂逅』(ひつじ書房、2019)、「「電脳空間」のノスタルジア―仮想現実はどのように語られたか」(現代思想 50(11)、2022)、「1930年代日本における科学者の論壇進出と戸坂潤の「文藝学」構想」(『科学史研究』303、2022)ほか。
内容
なぜ(ある特定の)人びとは、ただひとつの現実世界に飽き足らず、並行世界というものに強く惹きつけられるのか。並行世界に思いを馳せるとはどういうことなのか。私たちにとって並行世界とはどのような意味を持つのか。本書は、こういった問いの枠組みを、哲学でも心理学でもなく自然科学でもなく、文学研究の立場から考えようとする試みである。それは、個別具体的な作品分析を通じて、並行世界という舞台設定が担う思想的な潜勢力を解き明かす企てともなるだろう。