【MeL】習近平の中国 (U.P.plus)
※表示価格は「学術機関向け・同時1アクセス」の価格となります。ご注文を承った際には、実際のご契約内容により算出した価格でご請求いたします。
内容
目次
はじめに――問いの解説(川島 真) I 中国の発展は保たれるのか 中国の経済発展はサステイナブルなのか(川島 真) 1 中国経済はバブルだったのか もしそうならバブルは弾けるのか(岡嵜久実子) 1 経済バブル膨張の可能性 2 経済の減速と“灰色のサイ”への警戒 3 不動産バブル膨張の要因 4 中国の不動産バブルは崩壊するか 5 中国政府は“灰色のサイ”をどうコントロールしていくのか 2 中国はイノベーション大国となれるのか(高口康太) はじめに 1 コピー天国と革新 2 人と金の物量作戦 3 草の根のイノベーション 4 中国のイノベーションは持続可能か 3 高齢化は中国に何をもたらすか(片山ゆき) 1 人口問題──長寿リスクの出現 2 中国の社会保障制度と福祉ミックス体制 3 社会保障財政──老後の生活をだれが支えるのか 4 富の分配──共同富裕と再分配機能 5 高齢化とイノベーション──高齢化は何をもたらすか 4 環境問題の解決はどこまでできるのか(大塚健司) はじめに 1 党中央主導の「生態文明建設」下の環境政策 2 党中央主導の環境政策の背景 3 環境汚染対策の成果 4 環境汚染対策の課題 5 気候変動政策の展開 6 気候変動対応の展望と課題 おわりに II 中国共産党の統治は保たれるのか(小嶋華津子) 5 共産党は「良い統治」を実現できるか ──法の支配、党組織の健全化、社会の安定化(金野 純) はじめに 1 習近平政権における法治の諸相 2 法規・組織・巡視─党組織健全化のための制度構築 3 テクノロジーとアーキテクチャ──複雑化する社会の安定装置 おわりに──今後の展望 6 「中華民族の父」を目指す習近平、あるいは「第二のブレジネフ」か「第二のプーチン」か──権力、理念、リーダーシップ、将来動向(鈴木 隆) はじめに 1 制度による集権、集権によるシステムの変革 2 「中華民族の偉大な復興」をめぐる習近平の政治的思惟 3 「家族と個人の時代」における父権主義的リーダーシップ 4 「習近平時代」の政治発展のゆくえ おわりに──「習近平時代」における習近平個人と支配体制のリスク 7 中国は民主化しないのか(小嶋華津子) 1 中国は民主化しないのか──近代化論の亡霊 2 中国共産党の応答 3 中国共産党の統治と中国の民意 4 中国共産党のリスク管理能力 5 日本はどうするべきか 8 人民解放軍は暴走しないのか(八塚正晃) はじめに 1 党と軍隊、政府と軍隊との関係はどのようなものか 2 党に対する軍の影響力とクーデター未遂事件 3 党軍の専門集団化をめぐる問題 4 習近平による軍改革と党軍関係 5 軍事の智能化と党軍関係 おわりに III 中国はどう世界で振る舞うのか(川島 真) 9 中国では「人権」をどのように考えているのか ──「少数派」と周辺地域への帰順の強制(倉田 徹・熊倉 潤) 1 中国政府と人権 2 新疆ウイグル自治区の人権 3 香港の人権 4 「中国式」人権概念の問題点 10 中国の目指す覇権と国際秩序とはなにか(山口信治) 1 中国は米国にとって代わる覇権国となることを目指しているのか 2 中国はどのような世界を目指しているのか 3 中国は世界からどのように思われているのか おわりに 11 習近平は台湾を「統一」できるのか──対台湾政策の理念・政策・課題(福田 円) はじめに 1 「台湾統一」の重要性──理念 2 「台湾統一」の手段とその可能性──政策 3 台湾や国際社会から見る「一つの中国」──課題 おわりに 12 日本は中国とどう付き合うべきか ──崩れゆく五要因と新たな関係構築の可能性(川島 真) 1 日中国交正常化五〇周年の難局 2 第一要因──米中関係を中心とする国際環境 3 第二要因──台湾問題などの東アジアの国際関係 4 第三要因──日中間の経済関係 5 第四要因──日中双方の内政 6 第五要因──日中双方の国民感情 おわりに──崩れゆく五要因と新しい日中関係 あとがき
カート
カートに商品は入っていません。