内容
本書は、生態学やその関連分野における標本抽出(サンプリング)の入門書である。標準的な標本抽出法(単純無作為標本抽出法、層別標本抽出法、系統標本抽出法など)に加えて、生態系を対象とした研究やモニタリングでしばしば利用される標本抽出法(適応標本抽出法、除去法、標識再捕法など)を幅広く解説している。読者は、標本抽出の考え方や実践の方法、データの統計解析などについて、具体的な事例を見ながら学ぶことができる。
[原著: Introduction to Ecological Sampling, Taylor & Francis, 2014]