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恩讐の彼方に~ある工学一族と近現代日本の軌跡~
田邉 康雄
著
発行年月 |
2023年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
38p,458p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/概論・参考図書 |
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ISBN |
9784863455412 |
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商品コード |
1035755071 |
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NDC分類 |
289.1 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2023年03月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035755071 |
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著者紹介
田邉 康雄(著者):歴史ノンフィクション作家。京都疏水のプロジェクトエンジニア田邉朔郎を祖父とし、同プロジェクトリーダー北垣国道を曾祖父として昭和十一(一九三六)年に生まれた。京都大学工学部燃料化学科を一九六三年に卒業し、同修士課程を一九六三年に卒業した。直ちに三菱化成工業(現ケミカル)株式会社に入社し、同社のプラント建設プロジェクトエンジニアを経て現在、有限会社田辺コンサルタント・グループ代表取締役社長。安全技術コンサルタント。
歴史ノンフィクションに関する作品は、一族の伝記『びわ湖疏水にまつわるある一族のはなし』と自叙伝『生涯現役エンジニアⓇ』の二件。
内容
「讐念」を「報恩」に昇華できるか?
「恩讐」とは、本書の主人公、元幕臣田邉朔郎と幕末の志士であり明治の元勲の一人であった北垣国道二人の葛藤である。国道/朔郎の二人は、お互いに明治維新「戦争」における仇敵だった。倒幕の志士と、倒された幕臣の子。戦争後、二人は「恩讐」の彼方に二人三脚を組み、京都疏水を代表に様々な近代日本のインフラを築いた。著者の田邉康雄はこの二人の曽孫にあたる。工学一族である先祖の軌跡を辿ることで近現代日本の歩みを俯瞰した。