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眠りつづける少女たち~脳神経科医は<謎の病>を調査する旅に出た~
スザンヌ・オサリバン
著
高橋 洋
翻訳
発行年月 |
2023年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
431p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/内科学/全身性・一般的疾患 |
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ISBN |
9784314011976 |
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商品コード |
1035811055 |
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NDC分類 |
493.09 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2023年06月1週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2023/05/27、読売新聞 2023/06/04 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035811055 |
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著者紹介
スザンヌ・オサリバン(著者):【著者】スザンヌ・オサリバン(Suzanne O’Sullivan)
アイルランド出身の神経科医。ダブリン大学トリニティ・カレッジで医学を修め、現在はロンドンの国立神経・脳神経外科学病院に臨床神経生理学・神経学の医療コンサルタントとして勤める。てんかんを専門とし、心因性疾患を研究している。2015年に刊行した最初の著書 It's All in Your Head は、英国でウェルカム・ブック・プライズと英国王立協会生物学図書賞を受賞。本書は、2018年に刊行され各紙誌で絶賛された Brainstorm に続く3冊目であり、2021年の王立協会科学図書賞の最終候補作に選ばれている。
高橋 洋(翻訳):【訳者】高橋 洋(たかはし・ひろし)
翻訳家。訳書に、バレット『情動はこうしてつくられる』、メイヤー『腸と脳』、ドイジ『脳はいかに治癒をもたらすか』、ハイト『社会はなぜ左と右にわかれるのか』(以上、紀伊國屋書店)、グリンカー『誰も正常ではない』(みすず書房)、メルシエ『人は簡単には騙されない』(青土社)、ダマシオ『進化の意外な順序』、ブルーム『反共感論』(以上、白揚社)ほか多数。
内容
オリヴァー・サックスの後継者として注目される脳神経科医が、
世界各地で出会った奇妙な心因性疾患の背後に見たものとは――
2021年《英国王立協会科学図書賞》最終候補作
世界は一様ではなく、西洋医学は万能ではない。
何が病気で、何が正常か、誰が定義できるのか?
◎スウェーデンの難民家庭の少女たちに広まった「あきらめ症候群」(第1章、第4章)
◎ニカラグアに現存する幻視や憑依を主症状とする「グリシシクニス」(第2章)
◎カザフスタンの鉱山町で発生した「眠り病」(第3章)
◎キューバ駐在のアメリカとカナダの外交官らが罹患した「ハバナ症候群」(第5章)
◎コロンビアの女子学生たちに集団発生した「解離性発作」(第6章)
◎アメリカ北東部の地方都市ル・ロイと南米のガイアナで発生した「集団心因性疾患」(第7章)
◎ロンドンの病院で著者が担当した患者の「解離性発作」(第8章)