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日本のローカル線150年全史~その成り立ちから未来への展望まで~

佐藤信之  著

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価格 \2,530(税込)         

発行年月 2023年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 479p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/社会科学/経営学/マーケティング・商業
ISBN 9784909979438
商品コード 1035815627
NDC分類 686.21
基本件名 鉄道-日本
本の性格 実務向け
書評掲載誌 産経新聞 2023/04/30
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035815627

著者紹介

佐藤信之(著者):1956年、東京都江戸川区生まれ。亜細亜大学講師、一般社団法人交通環境整備ネットワーク相談役、公益事業学会、日本交通学会会員。専攻・交通政策論、日本産業論。「鉄道ジャーナル」に論考を執筆するほか、著書に『鉄道会社の経営』『新幹線の歴史』『通勤電車のはなし』『鉄道と政治』(中公新書)、『JR北海道の危機』『JR九州の光と影』(イースト新書)、『鉄道会社はどう生き残るか』(PHPビジネス新書)などがある。

内容

JR各社が「単独維持困難路線」を続々発表、
災害で運休中の路線が再開を断念……

なぜ建設され続けたのか?
なぜ危機を迎えたのか?

公共交通機関研究の第一人者が、
超一級資料から読み解いた
「問題の本質」と「存続への処方箋」

ローカル線建設ブームから、
再生をめざす現状までを完全解説!

本書は、2023年というローカル鉄道に対する
政策が大きく変わる年にあたって、
明治時代、日本に鉄道が登場したころから現在までの
ローカル線の歴史を一冊にまとめたものである。

ここ数年のコロナ禍で、路線バスや鉄道の旅客は減少し、
厳しい経営を余儀なくされている。
地方のローカル私鉄や第三セクター鉄道だけでなく、
JR各社も同様に旅客の減少が進んでしまった。

このような日本の現状のなかで、なお鉄道を維持すべきかという
大きな問題が問いかけられている。(本文より)

第1部 なぜローカル線は建設されたのか [明治〜昭和戦前篇]
地方鉄道の勃興/軽便鉄道の躍進/鉄道省による地方路線の建設/昭和初期のローカル線ブーム/戦時体制に突入した日本の鉄道

第2部 新線建設と廃線の狭間で [昭和戦後篇]
戦後復興の象徴としての地方路線建設/「高度経済成長」の牽引車としての鉄道/経営改善を迫られる国鉄/なぜ国鉄は解体に追い込まれたのか/鉄道の時代から自動車の時代へ/国鉄の経営悪化と「ローカル線問題」の勃発/消えゆく地方ローカル私鉄/ついに赤字に転落した国鉄/田中角栄と「総合交通政策」の策定/それでも続くローカル線の建設/「特定地方交通線」の廃止

第3部 再構築を迫られるローカル線 [平成〜令和篇]
国鉄の分割民営化とローカル線政策の変化/ローカル線維持のための方策/大手私鉄のローカル線への取り組み/ローカル私鉄の活性化の実例/21世紀のローカル線支援制度/令和時代のローカル線が生き残る方策

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