【MeL】歴史学の作法
池上 俊一 著
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内容
目次
はじめに すべてを歴史の相の下に 歴史学の長期的変容 社会史と心性史をもっと先に進めよう 全体史を念頭に 何のための歴史学か 第一章 歴史の道筋 私の歴史から皆の歴史へ 歴史の道筋 歴史の中の概念 因果関係と比較史 時代区分論 国民史、地域史、グローバル・ヒストリー 第二章 いかに歴史を叙述するべきか 史料から叙述へ 言語論的転回とその克服 時間的存在としての人間 歴史叙述の特質 理想の読者 第三章 史料批判は終わらない 実証主義の史料観 歴史補助学 歴史考古学・図像学・デジタル歴史学 史料論の台頭 開かれた過程としての史料批判 オーラル・ヒストリーと記憶 第四章 拡散する数量史 経済史分野での数量史の誕生 系の歴史学と歴史人口学 社会史・心性史・文化史への応用 原因にも意味にも到達できない数量史 問題史の中に拡散する数量史 第五章 心性史と感情史 心性史とその行方 イマジネールへの注視 表象の歴史学への転回 感性史と心理歴史学 感情史の模索 第六章 社会史の冒険 アナール派と社会史 ヨーロッパ諸国での社会史 日本の場合 新たな方法の開発 社会史を構成する諸分野・対象 第七章 無告の民の歴史 民衆史の守備範囲 貧者とマルジノー 民衆文化の方へ 日常生活史とドイツ学界 女性史の変遷 子供・若者・老人 第八章 文化史の課題 古典的な文化史 新しい文化史へ 儀礼と象徴の歴史 インテレクチュアル・ヒストリーの利用法 文化史・社会史・宗教史 第九章 土台としての自然と身体 「人間のいない歴史宣言」 地理学との対話 環境史と災害史 風土論の射程 身体史の革新 物質文明の歴史 第一〇章 甦る政治史 アナール派の政治史批判 しぶとい事件史 制度史の脱構築 新しい政治史 政治の文化史へ おわりに これからの歴史学 あとがき
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