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【MeL】クィアする現代日本文学 ―ケア・動物・語り―【スマホ・読上】
武内 佳代
著
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数量
冊
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価格
\10,890(税込)
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発行年月 |
2023年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
電子 |
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ページ数/巻数 |
286p |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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商品コード |
1035854579 |
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NDC分類 |
910.264 |
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本の性格 |
学術書 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035854579 |
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内容
小説を読むとは、どのような行為なのか。現代の小説は私たちに何を語りかけるのか。本書では、金井美恵子、村上春樹、田辺聖子、松浦理英子、多和田葉子という5人の作家が1970年代から2010年代にかけて描き出した7つの小説に着目する。これらの小説を、アイデンティティのあり方を多様に読み替え/書き換えていくクィア批評と、動物やケアなどをめぐる批評理論を縦横に組み合わせて読み解き、小説に内在する多様性や小説固有の強度を浮かび上がらせる。既存の社会秩序や異性愛主義的な社会構造を揺さぶり、読者の主体性やジェンダー/セクシュアリティをめぐるアイデンティティをも変容させていく「現代小説を読むことの可能性」を、小説表現とクィア批評の往還からあざやかに描き出す。現代の小説をふたたび読み返したくなる、「クィアする」文学論。