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アートの値段~現代アート市場における価格の象徴的意味~
オラーフ・ヴェルトハイス
著
陳海茵
翻訳
発行年月 |
2023年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
342p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/美術理論・美術史 |
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ISBN |
9784120056451 |
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商品コード |
1035854985 |
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NDC分類 |
701.3 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2023年05月4週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2023/07/08、読売新聞 2023/07/16 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035854985 |
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著者紹介
オラーフ・ヴェルトハイス(著者):オラーフ・ヴェルトハイス
アムステルダム大学社会学部教授。専門は経済社会学、芸術社会学、文化社会学。同学部では、文化社会学プログラムグループのディレクターを務める。研究テーマは、アート市場のグローバル化、市場と贈答品交換の相互関係、現代アートの評価と価格設定、アダルトコンテンツ市場の道徳的・社会技術的側面など。最近では、BRICs諸国におけるアート市場の出現と発展を横断的に比較して研究している。
陳海茵(翻訳):陳海茵 1991 年、中国生まれ。幼少期から日本で育つ。 東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。埼玉大学大学院人文社会科学研究科研究員、大妻女子大学他で非常勤講師。中国現代アート市場を対象とした社会学的研究に取り組む。論文に、「政治転換期中国におけるインディペンデントキュレーターの実践」、「中国現代美術市場の制度化と『仲介者』の価値実践について」など。
内容
◆目次
まえがき
序章 イントロダクション――アートの価格は単なる数字ではない――
1章 アート市場の構造――芸術はいかに商品化されるのか――
2章 意味の交換――支援と感謝の気持ちを交換する――
3章 後援者VS便乗者――ギャラリーとオークションはなぜ相容れないのか――
4章 価格の決定要因――統計分析からみるアートの諸要素と価格の関係性――
5章 値付けの技術――ディーラーは実際にどのように価格をつけるのか――
6章 価格の物語――価格はどのように正当化されるのか――
7章 価格の象徴的意味――価格に込められた意味を読み解く――
8章 結 論――価格が私たちに語りかけること――
付録A/インタビュー質問票 付録B/インタビューサンプルの解説
付録C/美術品価格の記録 付録D/美術品価格のマルチレベル分析
参考文献 索引