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批評理論を学ぶ人のために
小倉 孝誠
編
発行年月 |
2023年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
316p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/文芸批評・理論 |
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ISBN |
9784790717768 |
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商品コード |
1035869429 |
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NDC分類 |
901.01 |
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本の性格 |
テキスト |
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新刊案内掲載月 |
2023年05月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035869429 |
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著者紹介
小倉 孝誠(編者):慶應義塾大学教授、パリ・ソルボンヌ大学文学博士。
著書に『歴史をどう語るか』(法政大学出版局、2021年)、『逸脱の文化史』(慶應義塾大学出版会、2019年)、『ゾラと近代フランス』(白水社、2017年)、『写真家ナダール』(中央公論新社、2016年)、『犯罪者の自伝を読む』(平凡社新書、2010年)、編著に『世界文学へのいざない』(新曜社、2020年)、『十九世紀フランス文学を学ぶ人のために』(世界思想社、2014年)、訳書にアラン・コルバンほか監修『感情の歴史』(共訳、全3巻、藤原書店、2020-21年)、フローベール『紋切型辞典』(岩波文庫、2000年)など。
内容
感想から解釈へ、感動から批評へ飛躍するために。
脱構築批評からフェミニズム批評、システム理論、そしてエコクリティシズムまで。 20 世紀から現代までの理論を幅広く学び、具体的な作品分析をとおして批評のプロセスも体感できる入門書。
本章の特徴
・20~21世紀の批評理論を網羅的に紹介
・日本の批評理論も紹介
・各章を理論編と実践編で構成
・地域やジャンルを超えた作品の分析
【「はじめに」より】
漠然とした感想文のレベルを超えて、作品の構造や、テーマや、世界観を分析し、整合的な議論を構築することが解釈であり、批評ということになる。そして感想から解釈へ、感動から批評へと飛躍するには一定の方法が必要になる。あらゆる学問分野がそうであるように、文学を深く研究するためにも方法論的な意識が要請されるのだ。そのためには、これまでに練り上げられ、成果を示してきた批評理論を学んでおくことがおおいに役立つだろう。