著者紹介
ハンス=ウルリヒ・ターマー(著者):ハンス・ウルリヒ・ターマー(Hans-Ulrich Thamer) 1943年ローテンブルク・アン・デア・フルダ生まれ。マールブルクのフィリップス大学とベルリン自由大学で歴史,古典文献学,政治学を学ぶ。1980年エアランゲン=ニュルンベルクのフリードリヒ=アレクサンダー大学歴史研究所で大学教授資格を取得。1983年から定年退職までミュンスターのヴェストファーレン・ヴィルヘルムス大学で近現代史の教鞭を執る。1991年からヴェストファーレン歴史委員会の正会員。研究の重点は,ナチズム,ヨーロッパのファシズム,フランス革命。Die NSDAP, Von der Gründung bis zum Ende des Dritten Reiches, Beck, München 2020ほか著書多数。
斉藤 寿雄(翻訳):斉藤寿雄 1954年長野県生まれ。現在,早稲田大学政治経済学部教授。専門は20世紀のドイツ詩。『冷戦の闇を生きたナチス』『ナチスからの「回心」』『ナチス第三帝国を知るための101の質問』『反ユダヤ主義とは何か』『第三帝国の歴史』ほか訳書多数。