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大泉黒石~わが故郷は世界文学~

四方田 犬彦  著

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価格 \2,750(税込)         

発行年月 2023年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 228p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784000615938
商品コード 1035907058
NDC分類 910.268
個人件名 大泉/黒石
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年05月4週
書評掲載誌 毎日新聞 2023/07/01、毎日新聞 2023/12/16
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035907058

著者紹介

四方田 犬彦(著者):四方田犬彦(ヨモタ イヌヒコ)
1953年,大阪箕面に生まれる.東京大学で宗教学を,同大学院で比較文学を学ぶ.長らく明治学院大学教授として映画学を講じ,コロンビア大学,ボローニャ大学,清華大学,テルアヴィヴ大学,中央大学(ソウル)などで客員教授・客員研究員を歴任.現在は映画,文学,漫画,演劇,料理と,幅広い文化現象をめぐり著述に専念.学問的著作から身辺雑記をめぐるエッセイまでを執筆.近著として『親鸞への接近』,『詩の約束』,『われらが〈無意識〉なる韓国』,『愚行の賦』,『さらば,ベイルート』,『パゾリーニ』.詩集に『わが煉獄』,『離火』,小説に『すべての鳥を放つ』,『夏の速度』,『戒厳』.翻訳にボウルズ,サイード,パゾリーニなどがある.『月島物語』で斎藤緑雨賞を,『映画史への招待』でサントリー学芸賞を,『モロッコ流謫』で伊藤整文学賞を,『ルイス・ブニュエル』で芸術選奨文部科学大臣賞を,『詩の約束』で鮎川信夫賞を受けた.

内容

「俺は国際的の居候」と嘯く大正時代の作家、大泉黒石。ロシア人を父に持ち、複数語に堪能なコスモポリタンだった。『中央公論』連載の『俺の自叙伝』で一世を風靡するが、才能を妬まれ、虚言家だと罵られ文壇追放、忘れられた作家となる。国家も民族も飛び越え、人間性の普遍へと向かおうとした異端の文学者が、今、蘇る。

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