古代国家形成期の社会と交通
田中 裕 著
内容
目次
第Ⅰ部 国家形成期研究への考古学的視角 第1章 「首長墓系譜」研究の成果と問題点 第2章 国家形成期の社会変化と列島規模に及ぶ交通との関係性に関する研究課題 第3章 土器編年と古墳編年―東日本からの視角のための前提整理― 第Ⅱ部 地域社会の構造―弥生時代末から古墳時代前期までの特徴と中期の変化― 第4章 前方後円墳の規格と地域社会 第5章 前期古墳の展開と階層構成 第6章 五領式から和泉式への転換と中期古墳の成立 第Ⅲ部 水上交通志向の社会における首長権―弥生時代末から古墳時代前期までの特徴と中期の変化― 第7章 国家形成初期における水上交通志向の村落群 第8章 出現期古墳にみる列島の東西関係 第9章 前期古墳の壺形埴輪にみる首長のつながり 第10章 前方後方墳にみる王権と東日本の関係性 第11章 前・中期古墳の立地と水上交通―王権と首長権の基盤― 第Ⅳ部 列島規模に及ぶ交通システム成立と組織化の過程―国家形成期研究への考古学的視角― 第12章 日本国家形成要因としての交通システムの進展―古墳時代前期までの水上交通依存と中期からの陸上交通の拡大― 第13章 古墳時代交換信用システムの成立と進化 第14章 水上交通と陸上交通の重心移動からみる国家形成史の展望 終章 本書のまとめと展望
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