丸善のおすすめ度
J・M・クッツェー~世界と「私」の偶然性へ~(<英語>文学の現在へ)
田尻 芳樹
著
発行年月 |
2023年03月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
343p |
---|
大きさ |
19cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/文学/イギリス文学 |
---|
|
|
ISBN |
9784384060454 |
---|
|
商品コード |
1035908503 |
---|
NDC分類 |
930.278 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2023年05月1週 |
---|
書評掲載誌 |
毎日新聞 2023/10/14 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035908503 |
---|
著者紹介
田尻 芳樹(著者):1964年生まれ。東京大学教授。イギリス文学。
著書にSamuel Beckett and the Prosthetic Body: The Organs and Senses in Modernism (Palgrave Macmillan, 2007), 『ベケットとその仲間たち――クッツェーから埴谷雄高まで』(論創社、2009)、共編著にSamuel Beckett and Trauma (Manchester UP, 2018),『カズオ・イシグロと日本――幽霊から戦争責任まで』(水声社、2020)、『三島由紀夫小百科』(水声社、2021)、Samuel Beckett and Catastrophe (Palgrave Macmillan, 2022), 翻訳書にJ・M・クッツェー『世界文学論集』、『続・世界文学論集』(みすず書房、2015、2019)など。
内容
クッツェー文学を深く読むために
南アフリカ出身で二〇〇三年にノーベル文学賞を受賞した作家ジョン・マクスウェル・クッツェーに関して、小説だけでなく、評論も含めた全主要作品を原則として出版年順に解説、論評し、クッツェーの文学へと導く。すでにクッツェーの作品を知っている読者にさらに深く考えてもらうこともできる。作品論と合わせて伝記的情報も多く取り入れ、評伝として読むこともできる。
小説家だけではなく、研究者でもあるクッツェーの評論も丁寧に紹介している。著者とクッツェーとの交流も描かれ、クッツェーの人柄も垣間見れる。
巻末には、文献案内を掲載し、読書の幅をより広げられる。