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心理療法の精神史(叢書パルマコン・ミクロス 04)

山竹 伸二  著

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価格 \2,860(税込)         

発行年月 2023年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 301p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/心理学/臨床心理・精神療法
ISBN 9784422701288
商品コード 1035937662
NDC分類 146.8
基本件名 心理療法-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2023年06月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035937662

著者紹介

山竹 伸二(著者):山竹伸二(やまたけ・しんじ)
1965年、広島県生まれ。学術系出版社の編集者を経て、心理学、哲学の分野で批評活動を展開。評論家。同志社大学赤ちゃん学研究センター嘱託研究員、桜美林大学非常勤講師。現代社会における心の病と、心理療法の原理、および看護や保育、介護などのケアの原理について、現象学的な視点から捉え直す作業を続けている。おもな著書に『「認められたい」の正体』(講談社現代新書)、『「本当の自分」の現象学』(NHKブックス)、『不安時代を生きる哲学』(朝日新聞出版)、『本当にわかる哲学』(日本実業出版社)、『子育ての哲学』(ちくま新書)、『心理療法という謎』(河出ブックス)、『こころの病に挑んだ知の巨人』(ちくま新書)、『ひとはなぜ「認められたい」のか』(ちくま新書)、『共感の正体』(河出書房新社)など。

内容

「心が治るとは、どういうことか」

心理療法(サイコセラピー)の
全史を追跡しながら、
そこに共通する人間性と治癒の本質を
「自由と承認の葛藤」の中に見る。

古代の呪術的治療から、
精神分析、認知行動療法、
ナラティヴ・セラピー、
オープンダイアローグなど
最前線の心理療法までを俯瞰し、
背景にある哲学・思想との関連から
鮮やかに描き出す
〈心の治療が持つ意味を再考する
心理療法史〉。

[図版多数]


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「おわりに」より

多様な心理療法の理論を
歴史に沿って丹念に調べていくと、
その背景にある社会の特質、
人間の精神のかたちが見えてくる。

それは、私たちが何を怖れ、
何を求めて生きているのか、
そうした人間性の本質
とも言うべきものを示している。

心理療法の歴史は人間が
どのような存在であるのかを映し出した、
壮大な精神の歴史に他ならない。

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