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音楽と心の科学史~音楽学と心理学が交差するとき~(春秋社音楽学叢書)
西田 紘子,
小寺 未知留
編
発行年月 |
2023年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
223p,27p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/音楽 |
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ISBN |
9784393930458 |
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商品コード |
1035961285 |
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NDC分類 |
761.14 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2023年05月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035961285 |
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著者紹介
西田 紘子(編者):九州大学大学院芸術工学研究院准教授。2009年、東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程修了(音楽学専攻)。博士(音楽学)。著書『ハインリヒ・シェンカーの音楽思想――楽曲分析を超えて』(九州大学出版会)、編著『ハーモニー探究の歴史――思想としての和声理論』、共訳書シェンカー『ベートーヴェンのピアノ・ソナタ批判校訂版――分析・演奏・文献』シリーズ(以上、音楽之友社)、ボンズ『ベートーヴェン症候群――音楽を自伝として聴く』(春秋社)など。オーケストラ団体の研究や演奏研究、批評活動も行っている。
小寺 未知留(編者):立命館大学文学部准教授。2018年、東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程修了(音楽学専攻)。博士(音楽学)。論文「マックス・ニューハウスは何を『音楽』と呼んだのか」(『美学』第72巻1号)、「レナード・マイヤーとニュー・ミュージコロジーの関係についての一考察」(『音楽学』第63巻2号)、共著『自由に生きるための知性とはなにか——リベラルアーツで未来をひらく』(晶文社)など。戦後アメリカにおける音楽研究史およびサウンド・アートの歴史について研究している。
内容
〈音〉とは何か、〈音楽〉とは何か――。物理学や生理学、心理学が飛躍的に発展した19世紀後半以降、音楽のしくみ(理論・美学)を音そのものや音響現象に還元して、つまり音の物理的な振動に対する感覚や心の反応として捉えるようになった。なかでも心理学は、「心の言語」と呼ばれる音楽の本質を探究する際の重要な参照先であった。その後、問題や関心、学問領域の呼称などは少なからず変化してきたが、心理学が現代に至るまで音楽理論・音楽美学に多大な刺激を与えていることは疑いようがない。
本書では、音楽学が他の研究分野・領域との交流・軋轢のなかで新たな知を形成してきた歴史に着目し、とりわけ心理学の知見をどのように参照し、取り入れてきたかをさぐる。