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歌詞のサウンドテクスチャー~うたをめぐる音声詞学論考~
木石 岳
著
発行年月 |
2023年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
291p,50p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784560093450 |
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商品コード |
1036007130 |
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NDC分類 |
911.66 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2023年08月1週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2023/08/12 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036007130 |
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著者紹介
木石 岳(著者):音楽家。山口県下関市生まれ。
エレクトロニカ・ユニットmacaroomで作詞作曲および編曲、プログラミングなどを担当。作曲家の川島素晴とともにジョン・ケージ演奏の
プロジェクト『cage out』をリリース。音楽家の知久寿焼と共同プロジェクトで『kodomono odoriko』をリリース、NHKドラマ『星とレモン
の部屋』の主題歌提供と劇伴制作。スコットランドやイングランドなど海外アーティストとのコラボレーションも多数。NHKドラマ『生理の
おじさんとその娘』劇伴など。他の著書に『はじめての〈脱〉音楽 やさしい現代音楽の作曲法』がある。
内容
「この角度から「歌詞」が論じられることを、どこかでずっと待ち望んでました!」………ライムスター宇多丸(ラッパー/ラジオパーソナリティ)
「これは空耳ではない。音声と歌詞のあいだで果てしなく成長してゆく「音声詞」。胸躍る冒険の書。」………細馬宏通(早稲田大学文学学術院教授)
YOASOBI、米津玄師、ADO、NewJeans……新時代のポップスがもっと楽しめる、「耳寄りな学問」にようこそ! オノマトペ、音象徴、ポケモン言語学など、最新の学術研究もふまえ、人気アーティストたちによる魔法のような「作詞術」をめぐり論考してゆく。言語学+音声学+認知心理学+脳科学=「音声詞学」の入門書。
宇多田ヒカルや椎名林檎をはじめ、きゃりーぱみゅぱみゅ、King Gnu、KOHH、藤井風まで、その歌詞のサブリミナルな魅力も譜例とともに分析。
あのうたはなぜヤバいのか? きいてみればたしかにわかる、「音響論的転回」のすすめ。
巻末付録として、歌詞の取扱説明書・文献一覧・索引。譜面、図版、YouTube再生できるQRコードも多数収録。