【MeL】環境社会学事典
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内容
目次
第I部 〈人-自然〉の変容と社会 第1章 人と自然の付き合い方 1-1 自然信仰 1-2 災害と向き合った暮らし 1-3 風景と景観 1-4 自然のリズム 1-5 ローカルな知 1-6 人の移動と環境 1-7 環境と規範 1-8 廃棄と循環 1-9 水の利用と制御 1-10 ヒトと動物 1-11 水田と資源循環 1-12 山の暮らしと資源利用 1-13 海・川・水辺の利用と保全 1-C コラム 放棄される自然 第2章 近代化の矛盾としての公害・環境問題 2-1 近代国家の成立と鉱害の激化 2-2 四大鉱害 2-3 関東大震災と帝都復興 2-4 病いと公衆衛生 2-5 戦後復興と高度経済成長 2-6 燃料革命・エネルギー革命 2-7 四大公害 2-8 消費者災害 2-9 都市型公害 2-10 国土開発と大規模開発問題 2-11 自然保護と権利 2-12 廃棄物 2-13 環境リスクの増大 2-C コラム ドブ川訴訟 第3章 日本における環境社会学のルーツ 3-1 環境と社会の関係認識 3-2 社会運動研究と環境問題 3-3 公害・環境問題と市民・住民運動研究 3-4 都市問題研究における環境と社会 3-5 村落研究における環境と社会 3-6 地域開発の研究系譜と環境問題 3-7 数理・計量社会学における環境問題 3-8 公害・労災・職業病研究と保健医療社会学 3-9 人類学・地域研究からの問いかけ 3-10 公害教育・環境教育の経験 3-C1 コラム 水俣病を研究するということ 3-C2 コラム 労働問題と環境 3-C3 コラム 公害輸出 第4章 環境社会学のポジショナリティ 4-1 立場性 4-2 実践性 4-3 被害者の視点 4-4 生活者の視点 4-5 パラダイム論 4-6 科学知と生活知 4-7 地元とよそ者 4-8 調査者-被調査者 4-9 公害と環境 4-10 環境というプラットフォーム 4-11 生きられた社会と個人の生 4-12 社会の時間・空間スケール 4-C コラム T字型の研究戦略 第II部 環境問題の現場から考える 第5章 加害-被害構造論 5-1 被害構造論の基本問題 5-2 被害が深化・拡大するメカニズム 5-3 被害構造論の背景と展開 5-4 隠される被害と経験の捉え直し 5-5 問題の長期化と加害構造の再編 5-6 加害構造への視点 5-7 不作為と被害放置 5-8 グローバル化と加害-被害構造 5-9 繰り返される終わりなき核被害 5-10 被害と人種差別の重なり 5-11 災害・避難における加害-被害 5-12 構築される「加害-被害」と環境運動 5-13 構造的差別と「加害-被害」関係の両義性 5-14 加害-被害構造論の理論的課題と可能性 5-C コラム 手法としての年表 第6章 受益圏・受苦圏論と社会的ジレンマ論 6-1 生活公害と環境問題の日常化 6-2 受益圏・受苦圏論の基本図式 6-3 受益圏・受苦圏論の展開 6-4 受益圏・受苦圏論の応用 6-5 合理的選択理論 6-6 社会的ジレンマ論からみた環境問題 6-7 社会的ジレンマ論の展開 6-8 アリーナ分析 6-9 環境配慮行動 6-10 環境意識研究 6-11 環境負荷の外部転嫁 6-12 政府の失敗 6-13 社会的公正と環境問題 6-14 対抗的分業 6-15 公論形成の場 6-C コラム 中国の廃棄物問題 第7章 生活環境主義とコモンズ論 7-1 生活環境主義 7-2 小さな共同体論 7-3 総有論と共同占有権 7-4 言い分と経験論 7-5 近い水と遠い水 7-6 水害と流域治水 7-7 コモンズの地域共同管理 7-8 在地リスク回避とモラル・エコノミー 7-9 重層的コモンズとレジティマシー 7-10 コモンズと統治権力 7-11 コモンズとしての森林 7-12 コモンズとしての里海 7-13 実践コミュニティとコモンズ 7-14 オープンアクセスのコモンズ 7-15 協治論 7-C1 コラム 縮減社会の共有資源管理 7-C2 コラム 資源利用を支える生業技術の共同性 7-C3 コラム 都市のコモンズ 第8章 環境正義・環境思想 8-1 エコロジー思想の展開 8-2 自然の権利 8-3 土地と人間の思想 8-4 ソーシャル・エコロジー 8-5 環境プラグマティズム 8-6 社会的リンク論 8-7 生物多様性の思想 8-8 環境正義運動 8-9 世代間倫理 8-10 開発とジェンダー 8-11 マイノリティの権利と環境正義 8-C コラム 環境思想と事例研究のリンク 第9章 環境に関わる社会運動・NPO・ボランティア 9-1 環境運動と環境NPO・環境ボランティア 9-2 環境運動のレパートリー 9-3 環境運動と院内政治 9-4 住民投票運動と住民自治 9-5 環境運動の市場化 9-6 環境NGOと環境ガバナンス 9-7 環境運動の担い手 9-8 環境運動の帰結と継承 9-9 環境運動の分析視角 9-10 環境運動のネットワーク分析 9-11 環境社会学としての運動研究 9-C1 コラム 環境運動としての森林ボランティア・NPO 9-C2 コラム 森林ボランティアと森林政策 9-C3 コラム 経験運動としての環境運動 第10章 海外の環境社会学研究 10-1 北米の研究動向 10-2 欧州の研究動向 10-3 韓国の研究動向 10-4 中国の研究動向 10-5 台湾の研究動向 10-6 東南アジアの研究動向 10-7 アフリカの研究動向 10-8 中南米の研究動向 10-9 世界の中の日本の環境社会学 10-C1 コラム 韓国の「河川再生」が招いたパラドクス 10-C2 コラム 中国の「がんの村」という社会現象 10-C3 コラム 台湾の高レベル放射性廃棄物問題 第III部 環境のリアリティに向き合う 第11章 歴史的環境の社会学 11-1 歴史的環境 11-2 文化遺産 11-3 文化財 11-4 町並み保存運動 11-5 伝統的建造物群保存地区 11-6 京都の景観 11-7 遺跡保存 11-8 集合的記憶 11-9 まちづくり 11-10 負の遺産 11-11 保存と伝統の創造 11-12 アートと地域づくり 11-C コラム 歴史的環境研究の世界の研究動向 第12章 観光と環境の社会学 12-1 天然記念物 12-2 祭り・民俗芸能 12-3 グリーン・ツーリズム 12-4 国重要無形民俗文化財 12-5 海外の国立公園 12-6 リゾート開発 12-7 道の駅 12-8 エコツーリズム 12-9 文化の客体化 12-10 遺産制度とグローバル・ポリティクス 12-11 アクア・ツーリズム 12-12 ダーク・ツーリズム 12-C コラム 生業の観光化 第13章 災害と環境の社会学 13-1 災害と環境問題 13-2 災害と地域社会 13-3 津波と被害 13-4 津波と生活再建 13-5 原発事故と被害 13-6 原発事故と生活再建 13-7 広域避難と支援 13-8 災害レジリエンス 13-9 災害弱者 13-10 災害廃棄物 13-11 災害の記録と記憶 13-12 災害文化の継承・創造 13-13 防災とコミュニティ 13-C1 コラム 原発事故の責任と賠償 13-C2 コラム ハザードマップ 13-C3 コラム 巨大化する自然災害 第14章 軍事と環境社会学 14-1 軍事問題の環境社会学 14-2 在日米軍基地問題と沖縄 14-3 軍事基地と環境汚染 14-4 国境を越える核被害 14-5 軍事化する社会 14-6 軍事基地と騒音問題 14-7 最大の環境破壊としての戦争 14-8 NIMBY施設としての軍事基地 14-9 被爆者運動 14-C コラム 国境離島と軍事基地 第15章 発展途上国の開発・保全と環境 15-1 グローバル・コモディティをめぐる問題 15-2 ポリティカル・エコロジー 15-3 大規模農園・石炭開発 15-4 商業的木材伐採と植林 15-5 非木材林産物 15-6 住民参加型森林管理 15-7 森林保護地域管理 15-8 野生動物保全 15-9 漁民による自然保護 15-10 ガンディー主義と環境運動 15-11 先住民の生業と社会 15-12 REDDプラス 15-13 ローカルとグローバルをつなぐ戦略 15-C コラム インドネシアの植林問題 第16章 環境社会学と地域づくり 16-1 地域における環境問題 16-2 コミュニティと地域集団 16-3 地域と流域 16-4 地域資源管理とアクターの多様化 16-5 公害後のまちづくり 16-6 「循環型社会」の意味 16-7 内発的発展論の展開 16-8 自然再生による地域再生 16-9 環境アイコン 16-10 獣害問題と地域づくり 16-11 湿地と地域づくり 16-12 レジデント型研究者 16-13 ローカルファイナンスと地域再生 16-C コラム 韓国におけるマウルづくり 第IV部 環境社会学のフロンティア 第17章 政策研究と実践 17-1 公共社会学 17-2 環境政策史 17-3 市民参加型調査 17-4 グリーンインフラ 17-5 協働的ガバナンス 17-6 デモクラティック・イノベーション 17-7 トランジション・マネジメントと環境制御システム 17-8 インクルーシブネス 17-9 持続可能な開発目標(SDGs) 17-10 国際認証とローカル認証 17-11 スキルとしての環境社会学 17-12 地域の自然を生かす仕事づくり 17-C コラム 社会的学習 第18章 科学技術とリスクのガバナンス 18-1 科学の不定性と規制科学 18-2 構築主義とアクターネットワーク理論 18-3 リスク社会論と合意形成 18-4 科学知識の捉え方と環境問題 18-5 科学技術のガバナンス 18-6 環境リスク評価の問題点 18-7 科学技術とメディア 18-8 環境問題に対する懐疑論とメディア 18-9 遺伝子操作と環境 18-10 事故と組織的無責任 18-11 巨大プロジェクトとロックイン 18-12 企業環境主義 18-13 サステナビリティ・トランジション 18-C コラム 人工知能・機械学習と環境 第19章 食と農 19-1 農の原理 19-2 農業の工業化・産業化 19-3 食と農のグローバル化 19-4 農と食の分離 19-5 農がつなぐ都市と農村 19-6 食の認証制度 19-7 社会につながる食 19-8 食の倫理 19-9 有機農業 19-10 食を自給する権利 19-11 農をめぐる資源管理 19-12 市民にとっての農 19-13 学校給食と食育 19-14 田園回帰・農的暮らし 19-15 食と農の政策 19-16 食と農の景色 19-17 食をめぐる貧困・格差 19-C コラム 山の暮らし再考 第20章 エネルギーと環境 20-1 エネルギーと日本社会 20-2 核廃棄物の最終処分場と合意形成 20-3 東日本大震災後のエネルギー政策 20-4 原発再稼働と住民合意 20-5 再生可能エネルギー開発の社会的受容性 20-6 日本におけるコミュニティパワーの展開 20-7 世界のコミュニティパワー 20-8 地方自治体と地域新電力 20-9 里山再生とバイオマス 20-10 気候変動と日本の地域政策 20-11 エネルギートランジションと分散型社会 20-12 エネルギーと市民科学 20-C1 コラム 洋上風力発電と産業・地域 20-C2 コラム 小水力発電と地域社会 20-C3 コラム 地熱発電と地域社会 第21章 人新世の環境社会学 21-1 人新世 21-2 感染症・パンデミック 21-3 気候変動 21-4 気候正義 21-5 ポストヒューマニズム 21-6 新しい物質代謝論 21-7 人とモノの関係論 21-8 脱開発・脱成長論 21-9 緑の資本主義 21-10 環境と福祉 21-C1 コラム 再自然化する都市 21-C2 コラム グレート・アクセラレーション 付録 環境社会学会30年の歩み
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